おはようございます。
『家づくりをお考えの方へ』
最近では頭金0可という住宅も多く散見されるようになりました。
それでもこの頭金0は気をつけたほうがよいことがあります。
今日はこの頭金についてのお話です。
頭金が必要なのはその後のローン負担が軽くなるから以外にも、
物件の担保価値という側面から必要なのです。
頭金(もしくは相応の貯金)がない場合、いざというときに
購入した家を売ることもローンの借換えをすることも難しいのです。
新築物件であっても買った瞬間に購入額よりも担保価値がダウンしていることを
皆様はご存知でしょうか?
物件の価格は、物件の担保価値(建築費用+敷地費用)に
建設に必要な費用(デベロッパー、建設会社でかかる諸費用)を合算したものになります。
そのため、4000万円で売り出された物件も、実際の物件の担保価値は低くなり、
実際には大体1割程度低くなった3600万円前後となります。
さらに、1日でも人が住んだ物件は中古物件として扱われるため、
建物部分の価値は日を追うごとに減価してしまいます。
担保価値が住宅ローン残債よりも少ない場合、融資元から借り換えも借り入れ敬遠されてしうため、
頭金は多めに用意しておくことに越したことはありません。
その際に目安にしたいのは約2割の頭金。
この金額を用意できる場合には優遇金利が適用されたり、と
優遇策を提供する金融機関もあるのでひとつの目安にしてみてはいかがでしょうか。
頭金に貯金のすべてをあてないほうがいいことは言うまでもありません。
東日本大震災のような大きな災害があったときや、もっと身近な失業といった
不測の事態に備えて生活を守るための資金は最低限確保しておきたいところです。
その金額の目安になるのは、最低でも自分都合で会社をやめた際に
失業保険を受け取るまでの期間である「3ヶ月」の間を生活ができる金額です。
アメリカのファイナンシャル・アドバイザー業界でもこの生活防衛資金を3ヶ月から
半年分としており、この期間を目安に頭金以外の貯金も用意しておくことが必要です。
住宅会社の営業マンは売ることが仕事ですので、皆様のライフスタイルにあった
家選びや家づくりを目指すのであれば、工務店か設計士に相談することを
おすすめいたします。
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アサヒハウジング の紹介
『本当の住まいを追い求め、子や孫の時代まで住み継いでいける上質な住まいをお届けすること。そしてそこで暮らす家族が元気で、安心して暮らしていただくこと』時を経て、その思いが正しかったと確信できるようになりました。 『今までも、これからも、変わりません』 それは、私たちの信念であり、お客様への誠意でもあります。