無垢材フロアーに対する2つの誤解があります。
1つはメンテナンス費用も含めたトータルコストが安いということです。
一見、「無垢板は価格が高い！」と思われがちですが、
価格が高いのは初期費用だけで、将来的なトータルコストを考えると、
断然、無垢材フロアーの方が安くなります。
なぜかというと、無垢材フロアーは最低30年、
50年といった長期間使えます。
つまり、親子数代にわたって使えるほど長持ちする材料だからなのです。
長く使えば使うほどいい色に焼け、味が出てきますが、
合板フロアーは必ず色があせ、劣化し、10年後？15年後？に張替を検討しなければ、
いけなくなります。逆に無垢材フロアーは長い間張り替える必要がありません。
このことが大きな原因です。
もう1つは簡単に補修ができること。
合板フローリングの場合、表面に張ってある薄い木や
プリント面が剥がれたらどうしますか？
素人では容易に補修できませんよね。
業者に頼むと２万円以上も取られてしまうケースもあります。
ところが、無垢材フローリングは大丈夫です。
全て本物の木ですから、素人でも自分で削ったり塗装したりできるわけです。
無垢材フローリングは補修箇所を簡単に手直し出来る。
これが無垢のいいところです。
初期費用が若干高くても長い年月を考えれば安いと思いますよ。
家づくりは大人や子供にやさしい無垢材のフロアーを張ってください。
