おはようございます。
今日から12月、今年も残り1か月になりましたね。
『愛犬お悩み相談』
~2 頭の犬が仲良くない!~
【相談事例】
1頭目がわが家に来て2 ヶ月になる頃、2 頭目を迎えました。先住犬は、初めは鳴く2頭目
を可愛がってくれていましたが、2 頭目が、先住犬の耳、首、手、足、尾、おちんちん、睾
丸をかみまくるため、今では2頭が近づくと、けんかになってしまいます。先住犬の睾丸
が赤くなり、病院でお薬を頂く始末です。しつけ本などにある噛み癖の治し方は試したの
ですが、まったく効きません。
【環境】
家族 父・母・娘・息子
犬 ミニチュアダックス オス 11ケ月
犬 ミニチュアダックス メス3ケ月
【アドバイス】
11 ヶ月の男の子と3 ヶ月の女の子ですが、どちらもまだまだ子犬で、色々なものに興
味もあるし、不安もある時期です。特に3 ヶ月の女の子は、自分が置かれている状況がま
だつかめず、これからの人生で誰を頼りにして、誰に従っていけば自分が安心して暮らせ
るのか、今いろいろと試しているところだと思います。噛んでみたり、甘えてみたり、わ
がままを通そうとしてみたりして、相手の反応をみて、自分の順位を確認します。こうい
うときは、飼い主さんが早く順位を決めてあげる必要があります。家族全員を含めて一つ
の群れとなるようにします。
全てのことに関して先住犬を優先してあげます。後から来た子は赤ちゃんで、トイレの
トレーニングなどもあるし、ついつい手をかけてしまうことも多いと思いますが、その事
で2頭目は自分のほうが飼い主さんの愛情を受けているのだと思ってしまいます。
抱っこも、声をかける順番も、撫でてあげる時も、ご飯も、お散歩も全てのことにおいて
先住犬を先にします。2 頭目の世話をしに行くときは、「ちょっと行ってくるね」と先住犬
に声をかけてから行くというくらいに徹底します。
最初のうちは、ちょっと封建的過ぎるのではないかと思うくらいはっきりと区別をつけ
ます。玩具の取り合いなどをしているときも、取り上げて先住犬に渡してあげます。先住
犬に対して甘噛みをするのなら、2 頭目をしっかり叱ります。叱るときは、口を下顎からつ
かみ、目をにらみ、怖い顔、怖い声で「いけない」などと叱ります。叱って止めさせてか
ら、止めたことを褒めます。飼い主さんたちに甘噛みをしてくるときも同様に叱ります。
そして、止めさせて必ず褒めてあげます。甘噛みをしようとすると叱られ、しなければ褒
められるということを教えてあげます。
しばらくの間このように気をつけていると、2頭目は先住犬のことを、飼い主さんが自
分より上位だと認めていることを理解し、2 頭の間も安定してくると思います。
また、叱ることばかり多くなってしまうと、神経質になり、怒ってばかりいるようにな
ります。何も無いときに、普通に話しかけてあげたり、名前を呼んで顔を向けたら、褒め
てあげたりすることでワンちゃんに自信や心の余裕も出来て、無駄にいざこざを起こさな
くなってきます。
【注意事項】
お悩み相談は、同じような悩みに見えても、個々の飼い主さんの暮らし方や犬との接し方、性格や物の
考え方によって、解決策や回避策、またその伝え方が大きく変わって来ます。もちろんこれに加え、犬の
性格・犬種・年齢など様々な要素でも内容が変わります。
10 組の飼い主さんと犬が居たら、10 通りのお悩み相談回答が存在しますので、こちらの相談文はその
一例に過ぎません。
御注意下さい。
夢ハウスビジネスパートナー 株式会社アサヒハウジング
愛犬家住宅コーディネーター 都築誠
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アサヒハウジング の紹介
『本当の住まいを追い求め、子や孫の時代まで住み継いでいける上質な住まいをお届けすること。そしてそこで暮らす家族が元気で、安心して暮らしていただくこと』時を経て、その思いが正しかったと確信できるようになりました。 『今までも、これからも、変わりません』 それは、私たちの信念であり、お客様への誠意でもあります。