新井建設のブログ

人によって認識が違う!? 「自然素材の家」とは

皆さんは「自然素材の家」と耳にした際、どのような家を思い浮かばれますか?
人によって思い浮かばれる印象はそれぞれだと思います。

こんにちは。
八王子市で自然素材を使った気持ち良い注文住宅の設計、
施工に専念している新井建設、代表の新井与四和(あらいよしわ) です。


これから家を建てられる方で
「自然素材の家を建てたい」と思われている方も多いでしょう。

では、その「自然素材の家」は一体どのような家をイメージされてますか?
私達が思っている「自然素材の家」は業者と同じ認識とは限りません。



「「自然素材の家」を依頼したけど、想像と違う家が建てられた…」

このような事態を防ぐため、
今回は「自然素材の家」を建てられる際に気を付けてほしい事をお伝えします。

まず、一般的な「自然素材の家」とは
「化学物質を含んだ素材が使われないで建てられた家」の事を指します。

きっと、この考えに近いイメージを抱かれていた方もいらっしゃるでしょう。
「みんなの認識はだいたい合っているんなら問題はないでしょ?」
なんて思われるかもしれませんが、問題となるのは専門家の認識です。

一口に「自然」と言っても、その定義は非常に広いですね。

例えば、ホルムアルデヒドを抑えた建築材料(建材)には
「F☆☆☆☆」という表記がされたものがあります。
「これを使えば健康に安心な家です」と説明する営業マンもいます。

でも、お客様は「無垢の木」を望んでいたり・・・

自然素材の家、と言っても床板だけ無垢ならOKという人もいますし
内装全部にこだわりたい、という人もいますよね。

下地の板や断熱にまで、自然由来の材料にしたい、という要望もあるでしょう。

このように人によってその認識や希望が少しずつ異なっているため、
どのような家を建てればいいのか、わからない場合もあるんです。
しっかりと話し合って、お互いの「自然素材の家」に対する認識を一致させましょう。

今回は「自然素材の家」を建てられる際に気を付けてほしい事をお伝えしました。

家はそこで暮らす人の人生に多大な影響を与えます。
自分が望んだ家を建ててもらえるように、時間をかけて業者との認識を合わせましょう。
家づくりの小冊子