新井建設のブログ

ヒノキオールとは?

ヒノキオールとは桧に含まれる天然成分のことで、1936年に発見された芳香成分です。建材に桧を使った住宅やヒノキ風呂などに行くとする独特の香りと言えば「ああ、あれか」と思う人も多いのではないでしょうか。

それほど多くの日本人になじみ深い香りのヒノキオールは桧が自身を守るために分泌している成分で、害虫や細菌などが傷口から侵入してくるのを防ぐ効果があるものです。この効果によって害虫予防に効果があるとされており、桧は腐りにくくなっているとも言われていて、歴史的な建物の中にもその防虫予防効果と腐りにくさの特性を生かして使用されています。

また、ヒノキオールには殺菌作用や抗菌作用に優れるという特徴があるので、ヒノキオールが食品添加物として食品に配合されていることがあり、食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌を5000〜10000倍で増殖を抑制する効果があることがわかっています。

また、皮膚の収れん効果や細胞の増強作用があることもわかり、アトピーやアレルギー予防にも効果があると言われて人気となっています。ニキビや、細菌の影響による肌荒れに悩む人のためにヒノキオールを配合している化粧品も製造販売されています。
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