新井建設のブログ

無垢材と集成材の違いとは

こんにちは、八王子市で自然素材を使って気持ち良い住宅を提案している新井建設、
代表の新井与四和(あらいよしわ) です。


モデルハウスなどを見学していると素材に「無垢材」を使用している場合や
「集成材」を利用している場合を見たことがありませんか?

そこで今回は無垢材と集成材ではどう違うのかについて説明していきます。

簡単に言えば、無垢材は自然素材、集成材は人工材です。

無垢板のフローリング

無垢材は伐採してきた木材をそのまま加工して整えるだけです。

集成材は伐採してきた木材を一度細かくし、接着剤などで成型していきます。
このため集成材は人工的に作られたものと言えるのです。

集成材は木を細かく切って成型するため、
木を余すことなく使用することができ、樹種によっては無垢材に比べて
安くなることがあります。

無垢材はしっかりと芯のある木を使うためやはり寿命が長い場合がよくあります。


最近では集成材も強度は増しており、
ある検査の結果によると無垢材の約1.4倍出せることがわかったそうです。

しかし接着剤でくっつけているため、接着剤の部分が劣化することもあり、
そうなってしまうと強度は落ちてきます。

自然素材である無垢材はこのような心配がないというのも強みかもしれませんね。

これらのように無垢材と集成材は、
お互いに良い面と悪い面を持ち合わせていることを頭に入れておくと良いでしょう。
家づくりの小冊子