代表の新井与四和(あらいよしわ) です。
柔らかく耐久性もあって肌触りが良いことで人気があるヒノキですが、
柔らかいが故に手入れの必要も出てきます。
古くからある寺社仏閣にはヒノキが材木として多く使われてきましたが、
現在でも現存している建築物もあるくらいですし、きちんとメンテナンスをすれば
ヒノキなどの無垢材は長持ちするのです。
そこで長持ちさせるために必要なメンテナンスに関してお話しします。
メンテナンスに関してはワックスを塗っているかそうでないかで変わってきます。
まず、ワックスを塗っていない場合は床のほこりやゴミを掃いてから
乾拭きに近いくらいの湿り具合の布でしっかりと拭きましょう。

<お客様がフローリングに蜜蝋ワックスをDIYされている様子>
ただ、水に濡れることで木材表面の油分は水分と一緒に飛んでしまいます。
そこで米ぬかを絞って出た油を塗ることでこれを防ぎ、さらに艶が出てきます。
ワックスを塗っている場合は、表面に膜を張るため汚れや傷には強いものの
定期的にワックスがけをする必要があります。
目安としては半年から一年に一度が良いでしょう。

<完成前にお客様とスタッフで蜜蝋ワックスをDIYするのが恒例です>
ただし、化学薬品入りのモップなどは黒ずみの原因になるのでやめましょう。
ヒノキのフローリングを長持ちさせるために
メンテナンスはきちんと正しく行うようにしてみてくださいね。