新井建設のブログ

地震に強い丈夫な家を造るには

こんにちは、八王子市で自然素材を使って気持ち良い住宅を提案している新井建設、代表の新井よしわ です。

まず熊本地震で被災された方にお見舞い申し上げます。

4月14日の熊本地震以降、
ご自宅の耐震に関してのご相談や問い合わせが増えました。

新しく家を建てる方は、耐震性をより強く意識されていると感じます。

今日は、地震に強い家を造るために大事な要素を一つお話しします。
それは「地盤の強さ」です。

専門的には「地耐力」と言います。
地面、地中の力強さ、とでも表現しましょうかね。

今の時代、新築する場合には
必ず「地盤調査」という事を更地の段階で行ないます。
調査の方法はいくつかありますが、どの住宅会社に頼んでも
地盤調査は必須となってます。

通常、地盤調査は建てる家の位置(配置)が決まってから
実施するものです。

ということは、
建て替える場合や新しく土地を買う場合、
その土地の「地耐力」って分からないんです。

建て替えなら、自分の敷地なのでサンプル的に
地盤調査をすることも可能ですが、購入前の候補地で
勝手に地盤調査はできません。

でも、地震で液状化しないだろうか?
家が傾いたりする軟弱な地盤ではなかろうか?

軟弱地盤だったら地盤改良をすれば大丈夫、と言われても
そもそも地盤改良の予算を見込んでおくべきなの・・・?

近隣の地盤データがあったら、少しは参考になると思いませんか?

私が土地購入からの相談の時には、
近隣の地盤データを入手してアドバイスしてましたが、
最近、一般の人にも地盤データを提供してくれるサービスが
開始されたので、ご紹介しますね

それはリクシルの関連会社のジャパンホームシールド(JHS)が
提供している「地盤サポートマップ」というもの。

検索してもらえば、すぐ出てきます。
ちなみに、当社の周辺の状況はこんな感じで表示されます。

丈夫な家には地盤も大事

知りたい場所の住所を入れれば
周辺の状況を表示してくれます。
赤丸は軟弱地盤なので、周囲に赤丸が多ければ地盤改良が必要かも・・・と覚悟しておけますね

さらに、過去の航空写真を表示できるので
30年前は田んぼだった、とか山だったとかも分かります。

地震に強い家を希望しない人はいません。
だから、家を建てる地盤を先に知っておけば
安心が広がるのではないですかね。

耐震性も快適性もトータルで考えて、アドバイスしてもらえる
専門家に早めに相談することが大切だと思います。

多摩地域、八王子近辺なら私がアドバイスできますので、
お気軽にご相談くださいね。--->http://www.athome-arai.jp/e8.html
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