新年を迎えて早や3ヶ月、そしてもうすぐ震災が起きてから1年を迎えようとしています。当社の場合、住宅の復旧はある程度完了してきてますが、まだ お待たせしてる大勢のお施主様のためにも日夜奮闘している状態です。もうそこまで春が来てる?はずですが、なかなか暖かくなりませんね。まだまだ寒い日が 続いてますが、みなさん、ヒートショックに 注意してください。ヒートショックとは、激しい温度変化により血圧が上昇することで、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こす原因にもなります。冬場は浴室や脱 衣室だけでなく、冷えたトイレもヒートショックを引き起こす原因の一つになります。今回はトイレのヒートショックを防ぐ方法をお知らせしたいと思います。
こんな方は要注意!!
・高齢の方(65歳以上の方)
・高血圧や糖尿病の持病のある方
・肥満気味の方
特に高齢者は血管がもろくなっていることが多いうえに、血圧の上昇幅が大きく、脳出血などを起こしやすいと言われています。このヒートショックを防ぐ方法はと・・・・
対策1 暖房の設置
部屋間の温度差が10℃以上になるとヒートショックの危険性が大きくなると言われています。冬のトイレは特に冷え込みますので、小型の暖房機を置けば軽減されます。また、冷たい便座に座ることも危険性を高めます。便座を暖房便座にすることも有効です。
対策2 窓にカーテンをつける
日 本の住宅はトイレなどの水廻りが北側に配置されることが多く、冬になると日当たりの悪いトイレは特に冷え込みます。トイレに窓が付いている場合は窓からの 冷気を防ぐ対策をとりましょう。カーテンをつけるだけでも断熱効果がアップします。また、ホームセンターでも売っているビニール状のシート(ビニールにプ チプチの付いてるもの等いろいろなタイプがあります)を貼っても効果があります。
対策3 トイレとの距離を短く
ヒートショックを起こしやすい高齢者は、夜間何度もトイレに起きることも多くなります。トイレに近い部屋で就寝できるように配慮しましょう。寝室の隣に小さなトイレを設置したり、ポータブルトイレを置くだけでも安心できますね。
対策4 断熱内窓の取付
サッ シメーカー各社で販売している断熱内窓を取り付けると冷暖房費の節約と結露の軽減されます。YKKであればプラマードU,トステムであればインプラスがり ます。皆さんも一度は見たり聞いたりしたことがあるんじゃないですか?テレビでもCM流れてますよ。どんな効果があるかというと、
・断熱効果をプラス
・結露効果をプラス
・遮熱効果
・防音硬化をプラス
・スピード施工
断熱内窓を取り付けることで、既存の窓との間に空気層が生まれます。これがの役割となり、断熱効果を生み出します。