節分……
いつの間にか「節分＝恵方巻」になっている。
「節分＝鬼」
とか
「節分＝豆まき」
なんて さらさら聞かない。
豆まきなんてニュースで 成田山で横綱が大関が
とか
大阪 勝尾寺で噺家の○○師匠が…と 聞くくらいで
近所で 子供の声で「豆まき」が解る事は、もう何年も無い。
ウチも下の坊主が小４だから かろうじて「豆まき」しているが 果たして いつまで「豆まき」続くだろうか!?

で
「恵方巻」
そもそも 数年前に某コンビニチェーン店が 大々的に広げたが関東や東北には 元々なかった風習だと思う。
コンビニチェーン店が 大々的にやる前は大阪の「海苔問屋」が 年々 海苔の売り上げが落ちてくるので『平賀源内の土用の丑の日』よろしく『節分に恵方巻』と考えに考えて 売り出したのである。
で
これは 当たりに当たったのだ。
土用の丑の日はウナギで
節分は恵方巻。
昨今の恵方巻協奏曲を見ると 大成功の大成功だと思う。

で

で

で

『恵方巻』は 黙って一気に食べる って事になってるし そもそもは 最初にかぶりつく以外は『手を使ってはダメ』なんだそうだ。

これ 私が１９歳 京都にいてる時に 知った事。
四国今治には 当時 そんな風習風俗習慣は無かったのだ。
もっとも「京都でも」そんなに していたワケではないのだ。
だいたいは『花街のお遊び』の中１つ。 旦那衆が芸子さんに 巻き寿司を一気に食べさし それを 囃したてたり競わしたりしてたのが 表の世界に出ただけなんだ。 おそらく 大阪の海苔問屋の社長は『花街のお遊び』の記憶があったのだろう。

そんなこんなで 節分。

『節が変わる』
『気が変わる』
『流が変わる』
『季が変わる』
『期が変わる』
『間が変わる』
そう

節分だ。


豆まき
豆まき
イワシ イワシ

巻き寿司は 切って食べたいわな～