カブシキガイシャベリーホームのブログ

日本語を考える


断っておくが私は、言語学者でも小説家でも大学生の日本語学科の教授ではない(笑)
まぁ 当たり前である。

前々から 考えているのだが『日本語にはカラダの部位』を使う言葉が多いと思うのである。

例えば「怒り」これは端的だが「頭にくる」

例えば「腹」
「腹が据わる」
「腹が立つ」

例えば「腰」
「腰が据わる」
「腰が及ぶ」
「腰が泳ぐ」
「腰が逃げる」
「腰が浮く」

例えば「目」
「目が据わる」
「目が泳ぐ」
もっと言うと「目から鱗」



よく 男の中で(最近は 女性も使うみたいだが……)

「キン●マついてるのか!?」
「チ◎ボつけて生まれたからにぁ……」
って
男性性器を使う言葉がある。

女性性器を使う言葉は 多分 一般には なかなか無い。

「ボンクラ」はじめ「ヤクザ言葉」をも一般に取り入れて来た『日本語』だが、一般に 女性性器を使う言葉は 無いのである。

ほとんどの人は 知らないだろうが 私は実は知ってるのだ(エッヘン!)

昔 私が25-6の頃当時付き合ってた女の子がお茶を習ってて その女の子を迎えに行くうちに 一緒にお茶を習うとも習わないとも 一緒に座るようになったのだ。


当然 お茶会にも出だしたのだ。
で その時 当時90歳の大婆さん大先生が70代80代の先生に 小さい声で「あの娘さん、おヒシが歪んでます」
「おヒシがズレてます」と 喋ってるのを聞いたのである。
後で なんて言う意味か いろいろ聞いて回ったが 当時習ってた先生は全く解らないみたいであったのだ。その先生も 同世代の先生に聞いて下さったのだが 解らない……。



結局その時は解らず仕舞




後日も後日

随分たった時 日本舞踊のお稽古を覗く機会があったのである。

その時に 京都から来てたお師匠さんが やっぱり「おヒシがズレてます」と注意していたのだが 今治の先生にも生徒にも解らないみたいなのだ。
当然、私も解らない。
「前にも聞いたなぁ~!?」思い出した次第で




後で
後で
私が質問したら
「女性性器」だと教えてくれたのだ。

解りやすく言えば 結果的だが正中線 丹田がズレる 歪むと そのお師匠さんは 言ったワケだし 先のお茶会の時の大婆さん大先生も 言いたかったワケだ。
ついでに言うと 3月3日の桃の節句お雛様の時の『ヒシ餅』そう女性性器の象徴だそうだ。
菱餅を飾り 女性性器の順調な生育 母体(女体)の生育を願ったのだそうだ。

しかし 日本語は 深くて面白い!

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