家の中では「シオミさん」とは 呼ばれない。
「お父さん」と呼ばれている。
が
女の人も
よくある話だが
家から
1歩出ると「◯◯ちゃんのお母さん」であり「□□さんの奥さん」になる。
私で言えば
小学校時代は「団地の子」であり「シオミの服屋のこ」だったのだ。
つまり
家を出れば「家の代表」
桜井団地を出れば「桜井団地の代表」なのである。
それは 小学1年であろうが5年であろうが関係無い。
そして 例えば野球をしてたら「野球部の代表」
書道をしておれば「書道教室の代表」
高校へ行けば
「今年 桜井から来た1年が……」
つまり
好むと好まざるを得ず「代表」となっているのである。
松山へくれば
「今治の……」
仕事で言えば「建設業の」
そして「ベリーホームの……」
良いことをしても
悪い事をしても『代表』として 世間様に見られるのだ。
往往にして 人は“分別”するのである。
それは、わたしだけで無く
どの人にも言えるのだ。
◯◯町の子供は………
あそこの一族はね~
少林寺拳法をしてた者は………
□□高校の出やってーーー
そう 1歩出ると「そこの代表」なのだ。
あなたが 望まなくとも
私が 望まなくとも…………
『代表』
意識して 生きて行かねば
末端にいようが 歳が若かろうが
入院しとろうが
運転してようが
『代表』なんだ。
そう 代表なんだ!!
意識して 意識して 無意識になるまで 意識して 生きていきたい!