デフレの時代と言われます。
ものの値段がどんどん下がってくると言う状態が続いています。
それはそれで、購入者にとっては結構なことなのでしょうが、ぎりぎりまで努力しているメーカーにとってはたまったものではありません。これに影響して、給与所得だって伸び悩みます。
正に負のスパイラル渦を巻き始めます。
今回は、そんな危惧をよそに、結構このデフレ恩典を直接的に感じてしまいました。
先日、私どもの営業マンを2名、宮城県に住まわせて、営業活動を行っているとお話しました。
私どものような小さな会社では、県外へ赴任させたこともなければ、社宅や寮もありません。
ましてやホテル住まいさせることもままなりません。
同様に宮城に営業を行わねばならない知人の社長と話をして、3LDKの戸建住宅をシェアして借りることにしました。
いきなり、赴任させるわけですから、最低限の文化的生活が営める家庭用品や電化製品、寝具や暖房機器などを取り揃えてやらねばなりません。
紙一枚の辞令一つで赴任させるのですから、社長としてせめてものはなむけです。
き っと、私が花の都へ進学するときには、母親がこんな風に揃えてくれたんだろうと、親の有り難味を感じながらの買出しでした。
家電量販店、ホームセンターは当たり前ですが、強い味方がヒャッキンと言われる100円均一、さらには今流行の中古品店、そしてベストプライス評価に裏付けられたネット通販です。
これらの店は、私らが上京するために生活用品を揃えたころには存在しなかった業種業態です。 それぞれが一点集中、全力大量投入というランチェスターの法則を見事に操り、今や全国チェーン展開やFC展開を可能にしたフォーマットでもあります。
価格的にも、信じがたい低価格で揃いました。
ただ、残念なことに2トンロングのトラック一杯になった荷物のうち、Made in JAPANは中古で買った冷蔵庫だけでした。
こう見てくると、物価が下がっている、メーカーが大変というのは、こういう格安の輸入品が幅を利かせていることも大きな原因と再認識させられます。
でも、品質悪いと言われている韓国製や中国製、ベトナム製なども、さすがに日本の合弁会社や技術指導が品質管理をしているから、なかなか壊れないのも事実です。
さてさて、コレから先、関税撤廃などになったら、日本製品は、何をウリにして押し出していけばいいのでしょうね。
つくづく考えさせられます。
日本製品は「凄い!!」から「凄かった・・・」の過去形にならぬように、品質のみならず、第3のウリを創造していかないと、今回の私どもの引越し荷物が産業構造の縮図になってしまいかねないですね。
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