(有)つち工房 セルコホーム伊勢・津のブログ

窓って大事、日本の窓


窓は枠とガラスで構成されていますが、ガラスの方はそれほど
諸外国に比べて劣っているわけではありません。
ペアガラス(複層=二重)やLow-Eペアガラス(低放射)
といったガラスは、かなり一般化してきました。

しかし問題は枠にあります。断熱性能が低い窓枠は、
あたかも隙間風が吹き込むかのように夏暑く、冬寒い。

皆さんが目にするサッシの大半は、枠がアルミでできています。
何故かと言うとアルミが加工しやすいし、工場のラインがアルミ
向けであるといった“慣例”のような要因にあります。
しかし物理的に考えれば、枠にアルミを使うということはありえない
ことです。
断熱性能の目安となる熱伝導率で各材料を比較してみると↓。

アルミは樹脂や木に比べて熱を通しやすいので、窓枠に使用
するのは不向きであることが分かります。
アルミかそうでないかで約1000倍も異なるのです。
だから世界的にはサッシの樹脂化や木質化は当たり前なのです。

ちなみに米国では全50州のうち24州でアルミサッシが禁止されて
いるのです!(^^)!
でも日本で売られている4.65W/m2・Kレベルのサッシは
ほとんどがアルミでできていて、アングルと呼ばれる室内側の部位
だけが樹脂でできている「樹脂アングルサッシ」と呼ばれるものです。
これが売れ筋の7割を占めます。

大手住宅メーカーの大半が採用しているのはU値2.9W/m2・K
(Low-Eペアガラス利用時)もしくは3.5W/m2・K(普通ペアガラス
利用時)で内枠が樹脂、外枠がアルミでできた樹脂アルミサッシという
ものです。
なかには、これを「樹脂サッシ」と言ってたり、「樹脂サッシと
たいして変わりません」と言ったりしている人も存在します。

これが日本の窓枠の現状といっても過言ではないと思います。
ちなみに手前味噌ではありますセルコホームのサッシは
オール樹脂製の窓枠+複層ガラス(アルゴンガス入り・Low-E加工)
です(^_^.)

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