ティーズプランニングのブログ

歴史ある建物を見学

先日、娘のお世話になっている大学、「明治学院大学」の学園祭、「白金祭」に行ってきました。


学園祭の催しは、とても楽しいものばかりで、久しぶりに楽しいひとときを過ごすことができました。

(久しぶりに娘に会えたのが一番楽しかったのですが・・・)



さて、明治学院大学は創立150年をこえる、とても歴史のある大学です。


大学のキャンパスの中には、創立当時から改修等を重ね、大切に保存されている建物がいくつかあります。


建築業を営む自分としては、とても興味のある建物ばかりでした。


学園祭見学終了後、興味深く見学をさせていただきました。


以下、ご紹介したいと思います。

(一部、大学HPより抜粋してご紹介します)


明治学院大学はカトリック系の大学なので、キャンパス内にチャペル(礼拝堂)があります。







  • 1989(平成元) 年 東京都港区有形文化財に指定
  • 2002(平成14) 東京都港区「景観上重要な歴史的建造物等」に指定
  • [建設年]1916(大正5)年
  • [設計者]W.Mヴォーリズ
  • [構 造]煉瓦造、一部鉄筋コンクリート造
  • [規 模]2階建 延床面積553.61平方メートル


    日本に数多くの建物を残したW.M.ヴォーリズの設計により1916(大正5)年に竣工したこの礼拝堂は、ヴォーリズ自身の結婚式に使われたことからもよく知られる名建築。

    学院のキリスト教主義教育のシンボルとして、当初から同じ場所に立ち続けている。




    チャペル内部


    壮大なる空間。2Fホールにはパイプオルガンが鎮座しています。


    このオルガンは18世紀のヨーロッパ形式のものを再現したというもので、世界でも珍しい一品とのことです。




    チャペル正面のステージ。



    そして、明治学院「インブリー館」





  • 1998(平成10)年 国の重要文化財に指定
  • 2002(平成14)年 東京都港区「景観上重要な歴史的建造物等」に指定
  • [建設年]1889(明治22)年
  • [設計者]不詳
  • [構 造]木造(屋根:銅板一文字葺)
  • [規 模]地上2階 延床面積301.30平方メートル


    1889(明治22)年頃に、当時のアメリカ木造住宅の様式を取り入れて建築された。


    ここに長く住んだW.インブリー博士の名にちなんでインブリー館と呼ばれているが、都内に残る宣教師館で最古のものであり、国内でも2番目に古いものである。



    そして、「明治学院記念館」



  • 1979(昭和54)年 東京都港区有形文化財に指定
  • 2002(平成14)年 東京都港区「景観上重要な歴史的建造物等」に指定
  • [建設年]1890(明治23)年
  • [設計者]H.Mランディス(宣教師)と推定
  • [構 造]煉瓦造、一部木造(屋根:銅板一文字葺)
  • [規 模]地上2階 延床面積516.09平方メートル


    入り口に1890(明治23)年の竣工年を示す文字が刻まれているこの建物は、アメリカ人宣教師H.M.ランディス教授の設計によると言われている。


    当時アメリカで流行したネオゴチック様式の総赤煉瓦、フランス瓦葺の2階建てで、中には神学部の教室・教授室と学院の図書館が置かれた。

    建設当時在校した島崎藤村は、小説『桜の実の熟する時』の中で「まだペンキの香のする階段を上って行って2階の部屋へ出ると、そこに沢山並べた書架がある。・・・・書架で囲はれた明るい窓のところには小さな机が置いてある。そこへも捨吉は好きな書物を借りていって腰掛けた・・・・」と、この建物の中の自身の姿を描いている。




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