T&Tのブログ

2013年4月 第五週

4月 28日(日)
1100ゴルフの痛みで2~3ヶ月ぶり行きつけのマッサージへ。約50分、イヤアこのヒト上手なので筋肉の疲れが取れる。
週に1回と言わずせめて月に2回は行きたいが・・・。
1200出社。事務所は誰も居ない。本日は、上様式と構造見学会が南城市知念であるので社員の何名かはそちらだ。
ブラッキーを散歩に連れて行き、小生は静かな事務所で仕事。途中、川端さん(NHKホール)からメールがあった。
昨日も、今朝も5キロ走り、ジムで筋トレしたと。NHK沖縄局長時代にも、ヒガさんはタクシー乗り過ぎだから、一緒に走ろうと誘われたが、小生ノン!
1820退社、新都心のシネマQへ。
1840から映画「リンカーン」を見る。スピルバーグ監督作品。ダニエル・デイ=ルイスがアカデミー主演男優賞。
(詳しくは映画鑑賞紀)を。

4月 29日(月)
0830出社。G.Wの前半の三連休のラスト。巷ではゴールデン・ウィークで休日でも、住宅会社はそうはいかない。住宅展示場も来場客は多い。特に今年は、来年の消費税増税を控えているので駆け込み需要が多い。しかし、同じ会社でも管理等裏方部門や設計等休む者が居るのは事実。映画館やスーパー、デパートが祝日に休みますかいナ?
今朝の地元2紙(タイムス・新報)は、昨日の政府主催の「主権回復の日」とそれに対抗した地元沖縄の「4.・28政府式典に抗議する『屈辱の日』沖縄大会」の記事が一面見開きで特集。
沖縄側からすると沖縄切り捨ての屈辱の日と位置付けているが、賛否両論あろうとも、日本国家の全体最適と沖縄の個人最適の感情論(イデオロギー)では議論は平行線のまま。終戦6年後の1951年9月にサンフランシスコ講和条約を調印して翌52年4月の発効で日本は独立した。その時点で、奄美、小笠原、沖縄は米施政権下にあった。それぞれが、人権を無視されたりし、特に沖縄は日米安保条約で国防上重要な位置を占め、今でも普天間・辺野古問題で揺れている。
内地出身者のある女性が、沖縄の人は最低でも県外と主張しているが、それは地元のエゴではないかと大学教授に聞いたら、その教授も賛成だと言ったと聞き唖然とした事がある。
最低でも県外と言って、政権交替を成し遂げたのは、民主党の鳩山氏であり、彼が日本の首相になり、辺野古問題がこじれにこじれた。それ迄は、沖縄県民は苦渋の選択で辺野古移設容認派が多数であったのだ。「覆水盆に帰らず」とはこの事。
しかし、華新の皆さんが、復帰運動の「ガンバロー沖縄」を、今回スクラムで歌っているのは、今更と違和感を覚え、「主権回復の日」の閉会の後、自民党の皆さんが「天皇陛下万歳!」と叫んだのは陛下にも失礼だろうし、この時期にわざわざ中国・韓国に異論を唱える隙を見せる事などないのではないかと思うが・・・。
そして、小さな子供達にオスプレイ反対と言わせるのは、親として、教師として如何なものかとは思う。
1300会社向かいのレストランジミーで昼食をと思って出たが、ベーカリーのコーナーで紅茶にクリームパン1個にして、雑誌を読み、30分で社に戻る。すると、事務所内に居たブラッキーがワンワンと吠え玄関へ走る。。小さな男の子連れのお客様だ。その後、赤ちゃんを抱いて奥様も来社。昨年末、沖縄市の実家へ増築をしての2世帯住宅のプランを弊社に相談していたが、那覇市首里に土地を購入しての住宅作りに変わったので、改めてご相談に来られたとの事。
社内に居た社員は急ぎのプラン設計があるので小生が対応。パン1個で済ませて良かったワイ。総予算4500万円は充分だが、いかんせん土地代が高い。建築予算は1/3。厳しいが、知恵の魅せ所ですナ。
1545玄関迄お見送り。明後日に再度ご来社予定。1600退社、軽く食事を摂り早々と帰宅。

4月 30日(火)
 火曜日だが、昨日が休日なので、環境整備の後0730~0930早朝会議。普段より倍の時間。G・W期間中、我々は行楽気分で浮かれるわけにはいかない。昨日もそうだが来社して打合せに来られるお客様も多い。更に、設計プランをお待ちのお客様も沖縄県外にも多数いらっしゃる。リーダーは先頭に立って働くべしと喝!~1015リーダー会議。その後コンパクトハウス会議。
1130auのO氏来社。iPadの業務活用で相談中。
1345~1415珍しく昼食を。只し30分であわただしく。
1800過ぎおでんBar「凡」に。若き平安美女Nちゃんが7時過ぎ着。久しぶりに1時間程会食。小生は2100過ぎに寝た。実は今朝は0400頃起きたので眠いのでありマス。
ところで、気になるニュースが二つ。
猪瀬東京都知事が、ニューヨークタイムズ紙のインタビューで、「イスラム教の国はアラーの神は皆信じているが、お互いはケンカばかり」云々と発言した件。9月に2020年のオリンピック開催地が決定する。今回のライバルのひとつはトルコ・イスタンブールで、勿論イスラム教である。本当にマッタク!己の立場を分かっているんかい!?
それと、安部首相とロシアプーチン大統領との会談で、北方領土4島を「面積等分」との案が出たこと。第二次世界大戦で日本が降伏後に、当時のソ連が旧満州に攻め込み、多くの日本人がシベリアに捕虜として拉致され難難辛苦を味わされた。白ば、火事場泥棒である。日本人は4島返せと叫ぶのが当然であろう。しかし、もし小生が日本国の首相なら、択捉(えとろふ)島の大半がロシアに帰属する案を、苦渋の決断とする。昨日書いた、1951年9月のアメリカとの講和条約で沖縄は「屈辱の日」と言うが、もし小生が吉田茂に代わり、沖縄出身の首相であったとしても、沖縄の犠牲の上で日本国全体の為に敢えて調印する(と思う)。しかし、もしそうなら、小生の家族は沖縄県民から後指を差されただろうなアー。娘達もいじめられらりして・・・。
(まあ、ウチの娘二人は気丈だから大丈夫か)。要するに、政治家は国家全体を先ず第一に考えるべきであると小生は思うが・・・。
小生が1973年3月にロンドンに渡り、昼は大学、夜はレストランで働いていた頃、同じクラスのトルコ人とギリシャ人がキプロスの件でもめた。そのキプロスは、今は独立国である。イギリス国内ではアイルランドが北部を分割され、北アイルランドは英国領となり、紛争が長く続いた。今でも分割されているが、両国は和平を結んだ。領土問題は奪われた方からすると屈辱であるが、それを主張しても解決しないのが国際政治である(と思うが)。


家づくりの小冊子