T&Tのブログ

2月の映画鑑賞記

子供の頃から映画大好き人間。業界では知る人ぞ知る。中3の高校受験の時は、月に50本を見た事も。今でも年に50~60回は映画館に足を運ぶ。

1.「映画と恋とウッディ・アレン」
 40年間、独特な映画を撮り続けたウッディ・アレンのドキュメンタリー映画である。高校時代からジョークのライターとして新聞で名を売り、コメディアンそして映画監督になり、その映画手法の特異性や評判と共に、出演者、脚本家等々がウッディ・アレンについて述べている。1935年生まれだからもう78才。しかし、クリント・イーストウッドは80才を超えている。ウッディ・アレンもまだまだ元気で作品を撮るであろう。何しろ、去年見た「ミッドナイト・イン・パリ」なんて面白くて世界中で大ヒットしたのだから。
★★★

2.「アウトロー」
 トム・クルーズの世界的大ヒットシリーズと言えば<M:I>シリーズ。新シリーズ誕生との触れ込みだが・・・。原作は17冊も出版されている全米ベストセラーだと言う。しかし、このシリーズが世界的にヒットするかと問われると疑問符がつく。何しろ舞台はアメリカ国内である。己の正義を貫くアウトロー「ジャック・リーチャー」が主人公。物語はピッツバーグ近郊で、白昼に5人が殺害される。犯人として元米軍狙撃班の男が逮捕されるが、彼は取り調べでジャック・リーチャーを呼べと言う。そこで、トム・クルーズの出番。この事件の裏にはロシア・マフィアの仕掛けた罠があった。しかし、このトム・クルーズももう50才だと言うのに、身体を張ったアクションはたいしたモンです。
★★★

3. 「ゼロ・ダーク・サーティ」
 2011年5月、TVニュースで9.11テロの主謀者オサマ・ビンラディン暗殺の報道に世界中が驚いた。と同時に、オバマ大統領以下米国首脳がその様子を衛星中継で見ていた事に技術の進歩もさる事乍ら少々違和感を感じたのも事実である。この映画で、そのビンラディンの居場所を突き止めたのが高卒で30歳を超えたばかりの女性だという事実に更に驚かされた。居場所を突き止めても、上層部は尚疑う。大統領命令が下る迄の彼女の執念に脱帽。2時間半という時間が緊張を持ってあっという間のクライマックス。テロは許されない犯罪ではあるが、よくここ迄映画にできたものだと感服。CIAの協力あっての事だが、国家機密を公開するとはアメリカの懐は広い。しかし、彼女はアルカイダに狙われないか。重い映画だが、是非見て欲しい一本。
★★★★★

4.「ダイハード・ラストディ」
 ダイハードシリーズ5作目。今迄はアメリカ国内でギャングやテロ組織と戦ってきたが、今回の舞台はモククワ。息子が警察に捕まりモスクワで裁判があるという。ヤクザな息子の為に休暇を取りモスクワに出向くマクレーン刑事(ブルース・ウィルス)。着くや否や、ドンパチとカーアクションの連続。息子はチンピラギャングではなくCIAだと知り驚く刑事の父親。さあ親子揃っての大アクションがラスト迄続く。ストーリーは余り意味が無い。スカッとしたい方に・・・。
★★★

(評価)
★★★★★ 傑作。見逃すと後悔するぞ!
★★★★ お勧め!映画館に走ろう!
★★★ それなりに面白い。 
★★ お暇ならどうぞ。 
★ 金と時間のムダ。

家づくりの小冊子