子供の頃から映画大好き人間。業界では知る人ぞ知る。中3の高校受験の時は、月に50本を見た事も。今でも年に50~60回は映画館に足を運ぶ。
5.「スノーピアサー」
「母なる証明」の韓国人監督ポン・ジュノの近未来SF映画。2014年(今年!)7月に地球温暖化対策の為に世界中に散布された冷却物質があろうことか、地球に氷河期をもたらし人類が絶滅する。しかし、永久エンジンの列車「スノーピアサー」の乗客のみ生き残る。この列車は1年で地球を1周する。先頭車輌に住む富裕層と最後尾車輌の貧困層。貧困層は過去に2度の革命を起こしたが失敗。今回はカーティスをリーダーに決起して先頭車輌を目指すが…。
アイデアは面白いが、戦闘シーンが子供には残虐すぎる。韓国人監督だからかねー。
★★★
4.「LIFE」
映画を観る迄、このタイトルがあの有名な写真雑誌ライフの廃刊をテーマにした映画とは知らなんだ。喜劇役者のベン・ステイラーが制作・監督・主演と「LIFE」の写真管理部の冴えない、平凡な生活を送ってきた男の役。失くしたネガ1枚を求めて著名なカメラマン(ショーン・ペン)を捜す為に、グリーンランド、アイスランドと旅する。そこで彼の人生は大きく変わるのだ。ラストのライフの最終号の表紙にホロリとくる。
★★★
3.「アメリカン・ハッスル」
今年のアカデミー賞作品賞の有力候補だということで映画館に足を運んだ。1979年に汚職政治家を捕まえる為にFBIが仕組んだ「アブスキャム事件」がモデル。秘密捜査官がアラブ王族の富豪に扮してオトリ捜査を行ない上院議員1名に下院議員5名が有罪判決を受けアメリカ政界に衝撃が・・・。しかし、FBIが協力を依頼したのが天才詐欺師とその愛人。そこに変人の妻やアトランティック・シティのカジノの利権を狙うマフィアが加わり最後は・・・。しかし、まあ僕にはどうもイマイチ・・・!?
★★★
2.「大統領の執事の涙」
アメリカで黒人が心身共に痛みつけられ、差別された時代。主人公は南部で少年の頃から家族と共に綿花摘みをしている。或る日、農園を逃げ出し、黒人のバーテンダーの下で働くことになり、メキメキと腕をあげる。師匠の代わりに、なんとホワイトハウスで執事として働くことになる。第二次世界大戦後のアイゼンハワーから始まり、ケネディ、ジョンソン、ニクソン、フォード、カーター、レーガンと続く。実際の人物がモデルらしいが、本当に7代の大統領に仕えたのだろうか。それはさておき、彼の時代には想像もできなかった初の黒人大統領が誕生した時に、オバマ大統領からゲストに呼ばれホワイトハウスでのラストシーンは微笑ましい。
★★★
1.「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
ウォール街での実話をもとに、ディカプリオを主演に監督マーティン・スコセッシが5度目のコンビを組んだ。たしかに、昔この男の記事を読んだ事がある。80~90年代の10年間の破天荒なドラマだ。20代で株式ブローカーのディカプリオが貧しい人から小銭を騙し取る詐欺に近い投資会社を設立。年収40億円を稼ぐ!しかし末路はFBIに逮捕され破滅。とまあその10年間を描くのだが、何でもありのウォール街にこの会社。今でもそうかいナ?3時間を超えるのは長い。あと1時間編集で短くしたまえ・・・!?
★★★
(評価)
★★★★★ 傑作。見逃すと後悔するぞ!
★★★★ お勧め!映画館に走ろう!
★★★ それなりに面白い。
★★ お暇ならどうぞ。
★ 金と時間のムダ。