本日も沖縄ネタということで、
前回は沖縄は鉄筋コンクリートの住宅がほとんどと書きましたが、
昔からそうだった訳ではなく、戦前までは木造住宅がメインだったのです。
1日目の最後に訪れたのが18世紀中頃に立てられた木造の農家
中村家住宅です。
見ての通りの木をふんだんに使った住宅で
日本建築的な要素も数多く含まれています。
屋根も勿論瓦。
国の指定重要文化財にも指定されているこの建物は
中は本土の古い建物とほとんど変わらない設えになっています。
沖縄っぽい特徴でいえば、
こちらの風よけの為の琉球石灰岩の石垣です。
これで四方を囲っているので台風が来ても大丈夫そうです。
こちらは高倉。
湿気対策やねずみなどの対策ということで
かなり高いところに入り口が設けてある倉です。
他にも沖縄っぽいところは色々とありましたが、
私が一番衝撃を受けたのがこちら
豚舎です!!!
豚舎は現代でもありますが、
明治時代前までの日本だと仏教の影響で肉食は
禁止されていたので豚舎というのは昔の日本の家では
まずお目にかかることがありません。
ラフテー、ソーキ、ミミガーなど
やけに豚の料理が多いなぁと思っていたら
豚を食べる習慣って昔からなんですね~
非常に興味深い中村家住宅でした!!!