住まいず11代目のブログ

職人軽視の日本人が、建設業をダメにする

住宅業界のポップスターを目指す11代目です。


何だかショッキングなタイトルですが、

昨日の東洋経済オンラインの記事からです。


詳しくは読んでいただければと思うのですが、

現在日本の建設業界は深刻な職人不足に陥りつつあります。

記事では、職人を軽視している日本の業界の構造的な問題を原因として挙げていて、

ドイツやスウェーデンなどの国が免許制度などの導入で、

高収入で人気職業に職人がなっているという事例を紹介して

日本でも同様の仕組みを作るべきという問題提起をしています。


これは我々住宅業界も同様で、

特に左官・大工・建具などの職人が大幅に減ると予測されています。


これまた原因も様々ですが、

私見としては以下の3つだと思っています。

①職人不要の家作りになった
 ⇒機械化や合理化が進み腕のある職人でなくても
   家作りが出来るようになったことで、魅力がなくなった。

②ローコストのしわ寄せ
 ⇒家の安さを追求する余り、そのシワ寄せが職人の手間にも及び、
  単純に食べていけなくなりつつある。

③保護制度がない
 ⇒免許制度はあるにはあるが、なくても家作りはできるし、
  手間にも反映されない。

個人的には2が大きいのではと考えますが、

工務店経営者としては出来ることは自分でしていくべきなので

社員化や手作りの家作りの普及など色々とやっているところです。


仕組みなども作らないといけないですが、

徐々に動きつつもあるので頑張って職人に子供達が憧れをもってもらえるように

していきます!!!




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