朝出勤前にニュースを見ていたら
スマートハウスの特集が出ていました。
スマートハウスとは、このブログでも時々出ていますが、
簡単に言うとエネルギーを自動制御することで効率的な運営が
できる家のことで主に太陽光や蓄電池、HEMSなどを使うことで
実現できるとされています。
そのスマートハウスですが、ゆくゆくは
その時その時の気温や湿度に合わせて
カーテンを自動で開け閉めしたりエアコンが動いたりも
できるようになるそうです。
それが実現できれば確かに快適な空間はできるでしょうし、
お年寄りや寝たきりなどの体の不自由な方にとっては
体を動かさなくても室内環境をコントロールできるので
便利なシステムかなと思ったりもします。
しかし、一方でこうも思うのです。
「人の環境適応力や自然に対する感覚などは鈍くなるのではないか?」と
今朝目覚めた時若干の涼しさを感じました。
秋になったからかなぁと思っていたら、
今のような時期を和歌の世界では
朝露の季節というそうです。

エアコンも暖房もない分、
季節の変化に敏感だった昔の人の編み出した言葉ですが、
今の私たちにどれだけこの季節を感じ取る力が残っているのかなと
考えた時に、ちょっと寂しくなりました。
機械を否定するつもりはありませんが、
人としての能力も失わずにうまくやっていけたらと強く思わされた
11代目でした。
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山をそだてている会社の「本物の木の家」

チーム「いえせん」












