家づくりマーケッター富田義明です。
住宅ローンを借り入れする時に
誰もが気にするのが『年収』と『年齢』、『勤続年数』です。
でもそれよりも大切なのが『既存借入』です。
【既存借入をきちんと把握していますか？】
現在返済中の借入がある方は
その借入の毎月の返済額を把握していますか？
自分がどのくらい借りていて、いくら返済をしているのか
『返済比率』が重要になってきます。
返済比率は年収に対しての借入金額の年間返済額の割合です。
住宅ローンの借入金額を計算するときに
重要になるのは残りの金額や返済期間ではなく、
年間返済額（毎月返済額×12ケ月分）です。
それを踏まえて
昔から言われていることですが、勘違いをされている方が多いので
少しお話しようと思います。
「車のローンが残っているから住宅ローンが組めない」
そう言われる方がいます。
あまりよろしくないクレジット会社や金融会社から借りている場合は
ローンが通らないことが多いです。
しかし一般的なローンでしたら住宅ローンは組めます。
当然『返済比率』が関わってくるのですが。
『完済条件』って聞いたことありますか？
住宅ローンを借入するまでに
自動車のローンを全て返済します、という条件を付ければ
返済比率が減り住宅ローンの借りられる額が増えるのです。
完済をするのは融資内定が出たあとで大丈夫です。
先走って完済をしてしまって
「せっかく完済したのにローンの本審査で否決になってしまった」
なんてことにならないように注意してください。
だからといって無理に多額の住宅ローンを組んではいけません。
身の丈を自分で理解して、信頼できるプロに相談してください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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