時事ネタになりますが、昨日、男女の最後の東京五輪選考対象レースのマラソンが終わり、男子は先週の東京マラソンで
日本記録を更新した大迫傑選手が3番目の代表に内定。
また女子も名古屋ウィメンズマラソンで日本歴代4位の好記録で設定された基準タイムをクリアした一山麻緒選手が
3番目の椅子を確保しました。
大迫は日本で一番強いだろうという目で見られる中で、相当なプレッシャーを感じていたはず。MGCで代表を決めきれずに
3番目ということで他力本願での決定も可能でしたが、果敢に自らの手で代表を取りにいっての結果とはあっぱれである。
女子も大阪で好記録が出ており、昨日の前の悪条件では厳しいのでは?という下馬評を覆しての代表獲得。しかも強いアフリカ勢を
相手にしないでの優勝というのはこれもあっぱれでありましょう。
二人のインタビューを聞いていると、新型コロナウイルスの影響により大会規模の縮小があったりレース以外のところでの
想定外もありながらの達成には「目標に向けた強い意志」を感じました。
世の中は先週、感染者が自宅待機を無視して飲み屋に出向いたり、どこそかの県議がマスクの大量出品で営利を働いたりと
その一方では許しがたい行為も起こってます。
でも、この困難に打ち向かうためのモチベーションとでもいいますか、考え方みたいなところはマラソンを見て考えさせられました。
経済が混乱してる中でも、大事なモチベーションは失わないようにしていこうと思います。