火災保険コンシェルジュのブログ

汚屋敷と火災保険(考)おうちの保険com



いわゆる、ゴミ屋敷とか、汚屋敷(おやしき)と言われる問題について、今日は少しかいてみようと思いました。「ゴミ屋敷」と称することは、申し訳ないことでもありますが・・・。


色々な報道番組で取り上げられることも多い、ゴミ屋敷。

車で移動中に、ごく普通の住宅街にも、いきなり見かけることもあります。


うず高く積まれた「ごみ」が異臭を放ち、害虫を媒介し、また、歩道にはみ出たゴミが倒れたり崩れ落ちて、通行人がケガをする可能性出たり。ゴミ屋敷に「不法投棄」をするケースもあるそうです。更に・・・ゴミの中から「油分」が漏れ出たり、発火してボヤが発生する。放火の的になるなど

問題が山積しています。


住人からすると「ゴミではない!」「私物=財産だ!」ということで、行政も勧告をしても、強制的に撤去をしたり処分をすることができない。それに、税金を投入できないという問題もあります。


ある報道番組をみていたところ、数年の間に、2~3回、近隣のゴミ屋敷からボヤが出て、近隣の方が怖い思いをしたと、お話されていました。


今の様に空気が乾燥していたり、強風の日に、万一、火災が発生したら!と考えると本当に恐ろしいです。


(もらい火であっても、自分の家は、自分の火災保険で補償しなければなりません。)


ゴミ屋敷から火災が発生し、燃え広がってしまったら。

そればかりか、夜間に火災が起きたりすれば、人命にもかかわります。

家族の中に、ご高齢の方がいらっしゃると避難するのも大変です。


本当は、こういった問題が無いにこしたことがないのです。

昨今、空家についても、問題化しています。

ゴミ屋敷についてもそうです。

条例を改定して、対応を検討する自治体もあるそうですが、

近所でこうした問題があると、本当に事故と隣り合わせです。

特に日本は、家と家が隣接している場合が多いということもあります。

個人の問題や価値観に及ぶので、解決に至るのが本当に難しいそうです。

悩ましいですね・・・


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