暦の上では小寒を過ぎ大寒を迎えました。
立春を一年の始まりとする二十四節気では
最後の節気となります。
農作業用の指針とするために、二十四節気
よりも更に細かく分けたものを七十二候と
言うものがあり、その時季の自然の変化を
端的な言葉で表しているそうです。
本日1月20日辺りは全七十二候の中の
第七十候で
~款冬華/ふきのはなさく~となっています。
この短い言葉だけでも、白く積もった雪、
所々みえる濃茶の土、そこから蕗の薹が芽を
出し始める様子が浮かびます。
寒いけれど、一歩近づく春を待ちわびる季節ですね。
こんな感じで、七十二候の中はとても
趣のある短い言葉で季節を表しており
私はとても美しいと感じています。
本社脇の庭でも、良い香りの蝋梅が咲き始めました。
ぴりっと冷たい風の中で、この花が咲くのを
見つけると、また春はちゃんと来るのだと
毎年毎年ほっとします。
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小野瀬工務店 の紹介
弊社は大正初期から先代 小野瀬 司平が営む左官業を契機とし、昭和22年に小野瀬工務店と改め、木造建築の請負を始めました。先代の一徹な職人気質とお客様との心通う家造りを忘れず、日々学びを重ねてきました。 皆様に感謝いたしますとともに、今後とも一層努力していく次第です。温かな住まい造りへのご用命、一同お待ち申し上げております。