『今年の八十八夜は5月2日です』という話しを
地域誌のコラムで読みました。
八十八夜は新茶を摘むのに最良の日、という
くらいでしか、知識が無かったのですが様々な
大切な意味が意味が込められている事を知りました。
☆農作業の目安として
昔は農作業に適した気候を知るために、立春から
88日目には、霜も降りることもなくなり気温も安定
する目安とし、種まきなどを始めました。
そう言われてみればGW辺りから、田植え作業が
盛んになりますね。
☆縁起の良い数
8は末広がりと言って、縁起の良い数と言われています。
それがふたつ重なった日はより良い日として
この日に採れた茶葉やこの日の種まき・苗植え等
良い収穫を祈っての作業日とされています。
☆八十八の文字
『米』の文字は『八』『十』『八』の組み合わせと成っています
それなので、お米の農家さんを始め、多くの農作業に携わる
方々にに大切にされている日とも言われているそうです
日常をカレンダーの数字通りの情報しか知らずに
過ごすのと、日本特有の節を知って過ごすのとでは
また全然違った意識になりますね。
特に農耕民族から始まった私たちは、こうした節目節目に
農作業を想うことで、食物が育つありがたさを知り
日光や雨等、お天気のありがたさを意識します。
特に身を持って、痛感しているのは
最近話題になっている、ジャガイモ不足。
スーパーやコンビニからは、本当にポテトチップス
が消えて、野菜売り場のジャガイモは
気軽に買える値段ではなくなってしまいました。
今年はどうか、安定した気候でどの作物も収穫に
恵まれますように、と心からお祈りしています。
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小野瀬工務店 の紹介
弊社は大正初期から先代 小野瀬 司平が営む左官業を契機とし、昭和22年に小野瀬工務店と改め、木造建築の請負を始めました。先代の一徹な職人気質とお客様との心通う家造りを忘れず、日々学びを重ねてきました。 皆様に感謝いたしますとともに、今後とも一層努力していく次第です。温かな住まい造りへのご用命、一同お待ち申し上げております。