成田に遊びに来たことのある方は
ご存知でしょうか?
駅から参道へは向かわずに少し下った
所に古いレンガのトンネルが2つあります。
この度このトンネルが土木遺産として認定されました。
電車道と呼ば親しまれているトンネルですが
その歴史としまして
明治43年12月に成田山門前から成田駅間、
翌44年1月に成田駅前から宗吾間を結ぶ
県で初の「成宗電車」のトンネルの名残です。
当時電車の運行は5~15分間隔と地域では
欠かせない乗り物だったようですが
戦中、遊覧的色彩の強いこと等を理由として、
政府の命令により営業廃止となり、昭和19年に
業務停止、35年に渡って成田の街を走り続けた
成宗電車は幕を閉じました。
トンネル上部に張り付けられた細長い金属は
そのレール現物です。
震災や風化で、見事な風合いのレンガは
剥がれ落ちてきてはいますが
春の時期の桜との風景は情緒溢れるものがあります。
見慣れたトンネルですが、こうして認定されると
その歴史を思い、新たに大切な風景となりました。
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小野瀬工務店 の紹介
弊社は大正初期から先代 小野瀬 司平が営む左官業を契機とし、昭和22年に小野瀬工務店と改め、木造建築の請負を始めました。先代の一徹な職人気質とお客様との心通う家造りを忘れず、日々学びを重ねてきました。 皆様に感謝いたしますとともに、今後とも一層努力していく次第です。温かな住まい造りへのご用命、一同お待ち申し上げております。