建設中の建物を見るとシートのようなもので覆われとるところ見たことありませんか?
この覆っとるものは、透湿・防水シートです。
このシートは湿気を通しますが、水を通しません。
言っとること矛盾しとるように聞こえますよね?
この製品はポリエチレンの極細長繊維を積み重ねて熱と圧力だけでくっついたものです。
米国のデュポン社が開発した独自の構造で透湿・防水性能に優れ、尚且つ抜群の強度と耐久性を誇る製品となりました。
なので、目は均一でなくバラバラなので細かい湿気は通り抜けることが出来ます。
しかし、湿気より粒の大きい水はその隙間に入っていけません。
なので、水は通さないという仕組みになってます。
この製品で覆うことにより断熱材を長持ちさせ、家を長持ちさせることに繋がります。
このシートは外壁の内側に施工しますので、完成してからは見ることはできません。
今度建設現場の近くを通るときは気にして見てみてください。