岡山工務店のブログ

ベランダの防水

こんばんは。

もうすぐ4月。  我が家も長男が4月から中学生になります。 「子供の成長は早い」 とよく聞きますが、本当に早いですね。

声変りが一番違和感があります。

 

今日、A様邸のベランダの防水工事を行いました。

ジョイナス住宅のベランダはほとんどFRP防水の仕様になっています。

FRP防水とはポリエステル樹脂に硬化剤を加えてガラス繊維などの補強材と組み合わせて一体にした塗膜防水です。

防水層は軽量で強靭、耐熱性・耐食性・耐候性に優れていて、継ぎ目のないので防水性能も優れています。

FRP防水の施工状況を紹介します。

合板で防水下地をつくります。決められた水勾配を確保し、壁面の立上りも部分も一番低い所で300㎜確保して水平につくります。

 

ドレン(排水口)を設け、プライマーを塗布して下地処理を行います。

ガラス繊維のマットを敷きつめます。

ガラス繊維の上から硬化剤を混ぜたポリエステル樹脂を塗布します。

塗膜硬化後、グレー色した保護仕上材を塗布して完了です。

FRP防水施工中は、強い臭いが発生します。

たいていの人は苦手な臭いなので、施工中は建物内の換気を十分にし、住宅密集地などでは近隣への配慮も怠ってはいけません。

以上、こんな感じでFRP防水は現場で施工されています。

 

         それではpaper                   長尾でした。


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