日本ハウスプランニングのブログ

10年ぶりに旧友の家を訪ねて

今日、10年ぶりに旧友人の家を訪ねた

早くに他界した同級生の家に、手を合わせに行った。

私の親友で、私が会社を初めて間もなく家を建ててくれたS君

仏様を拝んだ後に、奥様がこう言ってくれた


「この家は、私にとっては夢の家です。この家には愛がこもっています。

この家が建った時、主人と私との長い間の夢が実現されたのです。

設計は建築家にに頼まず、旦那と私と社長で作ったいえです。」


少し、家の中を点検しながら昔話をしてきました。



私にとっても初期の建物で、S君の思い出が詰まっている家です。

「あの時に、善ちゃんに建ててもらって本当に良かった、ありがとう」

「あなたが旦那の友人で本当に良かった」


こうして奥様に32年以上たった今でも大事に住んでもらえていて

私は「感動」して帰って来ました。

S君は家を建て間もなく亡くなりました・・・・・・・・。

でもその家には思い出と言う愛がいっぱい詰まっている事を

改めて知る事が出来ました。

今日ほど、「この仕事をしていてよかったな」

と思った事はありませんでした。

家と言う器の中に、家族がいて

「様々な暮らしがあって、幸せを感じて暮らす」

家とはそういうものなんだなと思うと・・・・・・・・

家という建物を売っているのではない!

暮らしという『幸せ』を提供しているんだと言う事を

しみじみと感じることが出来た日でした。


「ありがとうございます」   合掌


南無阿弥陀仏・・・・・・・












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