こんな記事が目についた
これはオープニングセールとかでもよく見られるのだが、展示場の前にテント小屋を作ってテーブルを置き、そこにクジやら景品やら風船やら山積みにして、
『あそこの展示場に行けばたくさんモノがもらえる』
と思わせて集客するわけだ。
人がたくさん集まれば、
『あそこの展示場には何かがある!』
と思って集客することができるのだが、店前のにぎやかさとは裏腹に展示場内はガラガラ。
忙しいのは店頭で大声を張り上げて呼び込みしているイベントコンパニオンだけ。
こんな方法で集客しても、本来の目的は住宅を購入してもらうことだから、粗品目当てで来た人に住宅購入を迫ってところで、まず契約に至ることは無いでしょうね。
それでも懲りずにこの方法で集客している住宅メーカーは、『数打ちゃ当たる』と言う考えなのでしょう。
そもそもお客集めのためだけにこのような催しをしている展示場は、 購買意欲の低い冷やかしレベルの客層を相手にすることが多く、購買意欲が高いお客はその派手さや賑やかさに愛想を尽かされ、敬遠されていることがわかっていないのだ。
粗品目当てで来る人は、それ以上の成果を得ることは出来ないのに、無駄な経費を使って人集めをし、その無駄な経費を住宅の価格に充てているわけですから、そんなところで住宅を購入すべきではないことは一目瞭然。
執拗に追い回されることが好きな人は別だが、それであってもばらまきの粗品代が住宅建設費に盛り込まれていると思えば、そこで家を建てたくないと思うのはごく自然な感覚。
飾りやモノで喜ぶのは子どもくらいのもの。
ま、喜んでもらえることは大切なことなのだろうが、本当に大切なのは中身。
派手に飾り付けたり、モノで釣ったりすればお客は来ると考え、目立たせようとする住宅メーカーはパスした方が良さそうだ。
外見にばかり気を取られているようなメーカーは、中身が空っぽ。
空っぽな会社に家を建ててもらうことだけは避けるべきなのは言うまでもない。
私の考えでは、せっかく来て頂だいた人に、感謝の意味をこめて心ばかりの粗品を受け取って頂けたらと思い、提供しているのですが・・・・こんな感覚なのかと思うと淋しいです。
「ありがとうございました」合掌
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日本ハウスプランニング の紹介
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