メリットとしては、長期金利が下がるので、住宅ローン金利などはさらに下がります。
たとえば、フラット35で3年前に2000万円を35年、金利2.2%(平均値で銀行によって違います)で借りた人が、1.7%に借り換えると、諸経費を差し引いても返す利息が約180万円安くなります。
月々にすれば5000円ほど支払いが減ります。
ただ、ローン金利は下がりますが、預金金利が下がるというマイナスも。
地方銀行や信用金庫などは地元で資金ニーズがあるのでそれほど下がらないかもしれませんが、大手銀行などは、もう預金を持ってきて欲しくないとばかりに低い金利をさらに低くする可能性があります。
いっぽう、投資信託や保険の販売などには、各金融機関とも今まで以上に熱心になるはず。
投資信託や保険販売は、金融機関にとってはノーリスクで儲(もう)けられる手数料ビジネス。リスクを負うのは購入者だけで、金融機関は売れば売るほどしっかり手数料で稼げるからです。ですから、今まで以上の販売大攻勢をかけてくるはずなので気をつけて!
さらに、マイナス金利は、春闘を前にした経営者の不安心理に拍車をかけるので、給料アップは望めないかもしれません。
だからこそ、金利が一段と下がって、住宅を取得するチャンス到来なのです。
住宅ローンの貸し出しを大幅に伸ばそうと金融機関は必至の攻防を開始することに成ります。
低所得の人でも住宅ローンは借りれる時代の到来です。
弊社では2月11日~14日まで、マイナス金利を上手に使える住宅の見学会を開催しますので、ぜひ見に来て学んでください。
「ありがとうございました」 合掌