『木の文化と木の住まい』 小原 二郎著
2020年の東京オリンピックのメインスタジアムである
新国立競技場が木材をふんだんに使った設計の
デザインに決まり、改めて木材が見直されてくると思い
この本を読む事にしました。
戦後、日本の住宅は洋風化が進み
マンションを中心にした鉄筋コンクリート(RC)が
もてはやされ、木造住宅もプレハブ等の工法が増え
多種多様な住宅環境が続いています。
そのような中、近年それぞれの工法に、マイナスの要因が
多く知られる様になってきたが、何の加工もしていない
木材を使用した従来工法には、その声はあまり聞かれない。
太い木を使った木造建築は、保存さえ良ければ、
数百年はもつ。
中には、法隆寺の様に千三百年たってもビクともしない物もある。
法隆寺ではなくても、地方には古民家と言われる
百年・二百年たった建築物も珍しくない。
適切な手入れ、特に土台部分を屋根をしっかり管理した物は
腐ったりせずに良好な状態に保たれている。
このような点をふまえて、今後の住宅建築は
リノベーションを中心になってくるのでは?
と考えられています。
これは、自然の流れで改めて、木の素晴らしさが
見直された結果であろう。
今年度からは、村田工務店でもリフォームに力を入れるので
このような点にも、意識をもって、頑張って行きたいと思います。
-
村田工務店 の紹介
宮大工に始まり創業97年ののれん。 昔ながらの手刻みにこだわり熊本の杉材・桧材を使用し1棟1棟まごころを込めてお創りいたしております。 「村田工務店に頼んで本当に良かった」と言って頂きますように、チーム一丸となり感動する住まいづくりを提供致します!