ムシ暑さ はかなりキョーレツで
そうとう体に堪える領域に達しています。
ふだんから温度計を持ち歩き、
自社の各現場で、
温度を測ることを続けているため、
実際の現場と、天気予報で知らされる
気温にかなり隔たりがあることが分かります。
昨日 7月18日に 埼玉県所沢市の現場で
南の庭側で気温を測ってみると

現場の南側の気温は45.1℃ 湿度20%
天気予報の最高気温は 29℃ でした。
そして現場の大工さん・電気屋さんに聞いてみると
〝現場の中は涼しいよ〟
との返事。 中に入ると本当に涼しい。
そこでいつものように赤外線温度計で、
現場内の天井・壁の温度を測ってみました。
ます゜一階の天井 30.2℃ 室温 32.4℃
(ドア・窓が開いていて外気が入る状況)

二階の天井 30.5℃ 室温 32.1℃
(二階と一階の温度差がほとんどないのがミソ!)

普通は熱い二階の天井が 30.5℃なので
外気温とは14.6℃の差
がありました。
この差が 大工さん達が言うところの
建物の中が涼しい
と言う印象につながるのだなと思いました。
まだ下地の状態でも涼しい家は、
これから作業工程が進むにつれ、
ますます涼しい
空気環境の良い住宅に仕上がっていきます。
(いろいろなノウハウが詰め込まれた建物ですから)
石油・原子エネルギーにあまりたよらずに、
涼しく良い室内環境を得られる、
ここちいい住宅をめざして研鑽を重ねていきます。