けっこう見られます。
そんな土地を所有の方に、
良い住宅計画の対処方法をお伝えします。
あまりに段差があるのは別として、
2m以内程度であれば、
〝深基礎〟で造りましょう。

敷地が広くどの場所にでも建てられる
地方と違い、
土地その物の値段が高額になる東京近郊の場合、
住宅の計画に工夫が必要です。

土地が30坪程度で北側に道路があったり、
道路側に車庫がほしい場合などは、
〝深基礎〟で計画すると、
土地が有効に使えます。



敷地と道路に段差があると、
通常、土留めをしなければなりません。
〝土留め〟とは高い部分の土が低い道路側に
崩れないように支える壁です。
その壁を作ると、
建物をそこから離す必要がでてきます。
そのスペースが〝もったいない〟
と思う場合、
〝深基礎〟で土留めと基礎を一体として、
無駄なスペースを省くことができるのです。
高さがあるので、通常の基礎よりも
最深部のベース部分を大きく造り、
土留めと基礎の両方の機能をまとめ、
土地を有効に使いましょう。
着工中の二現場は〝深基礎〟で設計し、
土地の有効利用に役立ちました。
お悩みの方、ご相談ください。
良いアドバイスができると思います。
粛々と工事は進みます。