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敷地と道路に段差がある場合の土地の有効利用

敷地と道路に段差のあるケース。
けっこう見られます。

そんな土地を所有の方に、
良い住宅計画の対処方法をお伝えします。

あまりに段差があるのは別として、

2m以内程度であれば、
〝深基礎〟で造りましょう。


深基礎1


敷地が広くどの場所にでも建てられる
地方と違い、

土地その物の値段が高額になる東京近郊の場合、
住宅の計画に工夫が必要です。

深基礎5


土地が30坪程度で北側に道路があったり、
道路側に車庫がほしい場合などは、

〝深基礎〟で計画すると、

土地が有効に使えます。

深基礎2深基礎4深基礎3



敷地と道路に段差があると、
通常、土留めをしなければなりません。

〝土留め〟とは高い部分の土が低い道路側に
崩れないように支える壁です。

その壁を作ると、
建物をそこから離す必要がでてきます。

そのスペースが〝もったいない〟
と思う場合、
〝深基礎〟で土留めと基礎を一体として、
無駄なスペースを省くことができるのです。

高さがあるので、通常の基礎よりも
最深部のベース部分を大きく造り、
土留めと基礎の両方の機能をまとめ、
土地を有効に使いましょう。

着工中の二現場は〝深基礎〟で設計し、
土地の有効利用に役立ちました。

お悩みの方、ご相談ください。
良いアドバイスができると思います。

粛々と工事は進みます。
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