これは、6月号に掲載した私の文章です。
よろしかったらお読みください。
木配り
ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space
Telescope以下略してJWST)というのをご存じでしょうか?
2022年から活動を開始したこの望遠鏡は、地球から見て太陽とは反対側150万キロメートルの位置の空間に漂わせるように飛行しています。
その距離は月の公転軌道より約4倍外側になります。
それ以前は、1990年に打ち上げられたハッブル宇宙望遠鏡が約35年間、宇宙観測の中心でしたが、JWSTの性能はハッブル宇宙望遠鏡のそれを遥かに凌ぎ、今までの宇宙論では説明のつかない星々や、銀河、現象を次々と発見しており、現在宇既存の宙論は崩壊し、混沌としていると言ってさえよいと思います。
それに加えて量子力学や物理学の研究が進み、色んな説が飛び交っております。
宇宙誕生と言われているビッグバンは本当は存在しなかったとか、ダークマターは存在しないとか、我々はブラックホールの中にいるとか、時間は存在しないし過去とか未来とかの向きもないとか。
物体が同時に別の場所に存在しうるとか(量子もつれ)。
我々が見ているこの世界はバーチャルであるとか、諸説百花繚乱です。
JWSTの生涯費用は180億ドル(2兆7,000億円)から240億ドル(3兆5,000億円)と言われていますが、その価値は十分あると思います。
我々の住む宇宙が、いつ始まってどうなっているのか?生きてる内に解明はできないと思いますが、無益な戦争に巨額をつぎ込むなら、こういった方面に、もっとお金をつぎ込んでほしいですね。
ご興味のある方は、ネットでいくらでも最新情報が得られますので、ご覧ください。
いつどうやって始まったか分からない宇宙ですから、いつなんどき急に消滅してもおかしくありません。1日1日を大事に生きましょう。 英樹