これは、８月号に掲載した私の文章です。
よろしかったらお読みください。

木配り

先月の続きで、「夏季静岡県高等学校野球大会」の途中経過です。母校沼津東高等学校野球部は１回戦で沼商、２回戦で伊豆中央、そして３回戦で清水桜ケ丘高校に勝利を納め、ベスト16まで勝ち上がりましたが、４回戦で、プロ注目のサウスポー高田選手を有する、優勝候補筆頭の昨秋の県大会３位、東海大会代表の静岡商業と対戦して、3対4で残念ながら敗戦となりました。
実力では明らかに向こうが上ですが、よく喰らいついて頑張りました。
いい試合でした。
後輩たちの奮闘に心から讃辞を贈りたいと思います。
この大会もコロナの関係で無観客試合となり、3年生の父母のみスタンドでの応援が認められました。
試合も7回制で、展開によっては、あっという間に終わってしまう感じでしたが、それはそれで試合時間も短くて、別の面白さがありました。
今年の3年生はもう、夏季大会前に引退して受験勉強一本に打ち込むか？というところまで行きましたが、監督・父母・多くの支援者の後押しで考え直し、自分たちの野球を最後までやり遂げてくれました。
コロナのお陰と言っては何ですが、高校野球について深く考えさせられた自粛期間だったと思います。
今回の経験は、彼らの今後の人生において、きっと役に立つことで
しょう。そう信じます。　　　　　　　　　　　　　　　英樹