勝亦製材駿河鉄骨のブログ

木配り 9月号「ソーシャルネットワークサービス」

「木配り」は、当社で毎月発行している広報紙です。
これは、9月号に掲載した私の文章です。
よろしかったらお読みください。



木配り

「フェイスブックやブログ、LINEなどに代表されるSNS(ソーシャルネットワークサービス)は人生に於いて、総て無駄である」という研究成果の発表を、どこか海外の大学で先日出していた。
それを見つけたのがフェイスブックなので、既にそれ1つ採ってみても、役に立っているような気もするのですが。
まあ学問的に研究すると、そういう結果に行きつくだろうことは、容易に想像はできます。
何せ、つい何年か前までは影も形も存在しなかったものですし、いまこの瞬間に総てが存在しなくなっても、私自身も水や空気がなくなったりする様なことと比べれば、困らないのは確かなことです。ブログとフェイスブックを私もやっていますが、いつまでもやろうと思えば際限なく、色々な画面を見続けたり友達と会話のやりとりをしたりして、楽しむことができます。
さしたお金も掛からず、延々と楽しめることができるので、確かに依存症などに陥り易いですから、そこは気を付けないとだめだと思いますが、使い方によってはストレスの発散や、日々生きていく上での張り合いにもなります。友の動向や色々な情報も分かります。そして情報量が多いので、取捨選択能力も養われます。
誰もかれもが、やらなければならないというものではないでしょうが、「人生において総て無駄である」と決めつけるのは、どうかと思います。
そもそも私がこの言葉に引っ掛かったのは、「人生に於いて無駄なことなんて、ないんじゃないか」と思ったからです。
いっけん無駄に思えることが、実はとても大切なことだったりします。
一人一人の人生は、総て何もかも意味があるハズです。
それが生きるということだと、私は思います。
フェイスブックを始めたおかげで、卒業以来会っていなかった同級生との付き合いが復活し、やりとりをするようになりました。
自分の誕生日には、いままで考えたこともないような多くの人から、お祝いのメッセージをいただきました。
自分の発信したい情報も、好きな時に好きなだけ発信できます。
それだけでも、素晴らしいことだと、私は思います。
ただ、余りのめり込み過ぎないよう、時間を使い過ぎないように気を付けます。
                        
                           英樹


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