なにやら年季の入った木材を洗浄中。
これは寺院建築の太い柱の最上部で
屋根を支える部材です。
「大斗」、「皿斗」、「肘木」など、
さまざまな部材が組み合わさって「組物(くみもの)」と呼ばれ、
寺院の大きな屋根を支えるわけですが、
あまり知ったかぶって書くと
ボロが出るのは火を見るよりも明らかですので
このへんにしときます。
なんでこんなたいそうなものがあるのかと言いますと、
現在、松本市神田にて
寺院の増築工事をさせていただいているからなんです。
以前も書きましたが、今年は
並柳の神社、並柳神明宮さまといい
こちらの神田の寺院、自性院さまといい、
ありがた縲怩「ところからお仕事がいただけまして、
まことにありがたいかぎりです!
既存の建物にあわせて
太い柱や梁がきざまれていきます。
このへんの技術が
ベテラン棟梁ノグチサンから
ミヤシタ、サンちゃんの20代バリバリ若手大工へと
現在継承中と。
そういうわけですので
まああと40年は安心してまかせていただけます!!