イザットハウス東東京店のブログ

技術継承

なにやら年季の入った木材を洗浄中。 s-RIMG4180.jpg これは寺院建築の太い柱の最上部で 屋根を支える部材です。 「大斗」、「皿斗」、「肘木」など、 さまざまな部材が組み合わさって「組物(くみもの)」と呼ばれ、 寺院の大きな屋根を支えるわけですが、 あまり知ったかぶって書くと ボロが出るのは火を見るよりも明らかですので このへんにしときます。 なんでこんなたいそうなものがあるのかと言いますと、 現在、松本市神田にて 寺院の増築工事をさせていただいているからなんです。 以前も書きましたが、今年は 並柳の神社、並柳神明宮さまといい こちらの神田の寺院、自性院さまといい、 ありがた縲怩「ところからお仕事がいただけまして、 まことにありがたいかぎりです! 既存の建物にあわせて 太い柱や梁がきざまれていきます。 s-RIMG4181.jpg このへんの技術が ベテラン棟梁ノグチサンから ミヤシタ、サンちゃんの20代バリバリ若手大工へと 現在継承中と。 そういうわけですので まああと40年は安心してまかせていただけます!!
家づくりの小冊子