久方ぶりの更新です。すみません！
いつの間にやら、季節も変わり消費税も上がり、仕事量も減るだろうと心配しつつも、なんだか年度末より忙しいです・・・？？？
忙しいですが、仕事は楽しくさせて頂いています。
建築とは本当に面白いです。建築を仕事にして、もうすぐ９年（！？）全く飽きず、逆にどんどんはまっていっています。
先週武雄の方で上棟させてもらった住宅の現場で出窓の天井を、普通の天井より高さを落として、少し落ち着いた感じにしようと、垂木を見せて、板を張ろうと大工さんに伝えましたが、その天井の勾配を私は３寸勾配、大工さんは一人は２寸、一人は１．５寸がいいと、わあわあとなりました。
勾配の長さは約３６cm 狭い天井を巡って、４人で集まって話し合いました。
結果は２寸（間をとったわけではありません（笑））で納得。
机上の空論ではないですが、事務所で一人で考えることと、現場で４人で考えることは違います。それぞれの感覚を聞きながら現場で話あうのは現場監督をする醍醐味です。
もちろん、建物のプロポーションなどは、机上で考えて建てるので、正解が分かるのは棟上げしてからになります。なので精一杯机上で考えます。図面上の１cmは１mなのです。とにかく想像します。
この時に役に立つのが、現場で培った建物のボリュームの感覚です。
現場が武雄で大変かなと思っていましたが、以外と武雄に行くのは楽しいです。通り道にたくさんの魅力的な建物があるんです。
何故よいのか、通るたびに答えを探します。屋根なのか、軒の出なのか、色なのか仕上げなのか？
そして美しさの答えを発見したときは、とっても嬉しいです。そして武雄にはたくさんの美味しい食べ物があります。
最近よく行くのは、一度もらってとても美味しかったおはぎ屋さんです。大工さんに差し入れといいつつ、回転焼きやおはぎを買います。美味しくて美しい建物がたくさんある武雄はとても素敵です。
