カサイケンセツのブログ

自宅で、吸音テスト

今日は、自宅の防音テストをしてみました。
音源は、エクザエル  100デシベルの音量でプレーヤーを廻す。
外壁面  50から60デシベル
窓    60~70デシベル
内壁面(セルローズ入り) 50~60デシベル
内壁面(セルローズなし) 60~80デシベル 
と言う結果となりました。
数値の表す生活上の、環境は
100デシベルは、電車が通るときのガードの下です。
90デシベル ・犬の鳴き声(正面5m)・騒々しい工場の中・カラオケ(店内客席中央)
80デシベル ・地下鉄の車内・電車の車内・ピアノ(正面1m)
70デシベル ・ステレオ(正面1m、夜間)・騒々しい事務所の中・騒々しい街頭
60デシベル ・静かな乗用車・普通の会話
50デシベル ・静かな事務所・クーラー(屋外機、始動時)
これからも分かるように、セルローズが音を吸収しています。
電車が通るときのガード下の音が、静かな事務所程度まで、
吸音している事がわかります。
外壁面は
ピアノの演奏80デシベルなら、40デシベル程度まで、下がりますので、
お隣さんに迷惑をかけなくても、済みそうなレベルです。
内壁面の場合は、セルローズ無しで30デシベル
セルローズを入れてあると、45デシベル下がるので、
車の中で会話している状態ですね。
今回でわかった事は、外部から窓越しで話しても聞こえないのですが、
室内の音、特に打楽器の音は窓ガラスが振動して、振動音が伝わった様です。
空気が振動して、音になる事が改めてわかりました。
しかし、すごいと思いませんか、
断熱性能と調湿性能に吸音効果まである素材は、
セルローズだけです。このセルローズに外断熱ボードを貼って、
塗り壁で仕上げているのですから、外部からの音も、熱もさえぎります。
そして、内壁にはスペインしっくいを塗って、さらに断熱と調湿そして、
強アルカリ性なので、ウイルスの抑制をするだけでなく、自浄効果で汚れと
匂いを、ふせいでくれます。
笠井建設の家は、この組み合わせを守って造ります。
住む人に、本当にいい空間を、提供したいから。
口先の、調子の良い言葉では無く、質実剛健な家づくりが自慢です。
うまい言葉で気を引いて、家を売る事の出来ない、要領の悪い人間ですが、
家を造ることに妥協しません。
こんな、私でも良かったら、家の事について聞いてください。
わかる事は全て本当の事をお話しします。
笠井建設 3代目 笠井 孝春
家づくりの小冊子