深さ10mほどの所の地温は、年平均気温と同じくらいの温度です。
例えば北海道は10℃、東京は17℃、九州南部は20℃程度。
あなたが住む地域の、春か秋をイメージするとわかりやすいですね。
そんなほどよい温度ですから、
夏には冷房として、冬には暖房として、そのまま活用できます。
また、地熱は温度がほぼ一定ですから、
太陽熱のように、時間や天候に左右されることもありません。
火山や温泉の近くしか得られない地熱のように、
場所を選ぶ必要もありません。
電気を生み出すことはできないものの、
場所や時間を選ばない地中熱は、とても貴重なエネルギーです。
温暖化防止や省エネにも役立つのも嬉しいですね。
■都道府県別での普及状況
設置件数が多い都道府県は、
1位・・・北海道
2位・・・東京都
3位・・・岩手県
4位・・・青森県
5位・・・秋田県
となっています。
冷暖房・給湯だけでなく、融雪にも利用されています。
高齢になった時や、体調が悪い時、毎日の灯油の補給は大変です。
それに、毎年の灯油価格に一喜一憂する必要がないのは助かります。
そんなことを考えると、寒い地域の利用が多いのは納得ですね。
■価格
初期導入価格は地域によって異なります。
ちなみに、2010年の例では、群馬県の住宅で380万円くらい。
北海道の住宅で290万円くらいです。
この費用の中で、大部分を占めるのが掘削コストです。
年間の掘削件数が少ないことや、地域によって地質が異なるために
価格に大きな開きがでてくるとか。
このように導入価格は高いのですが、熱を作る作業が減るので、
日々の電気代・灯油代は安くなります。
給湯や冷暖房での従来のランニングコストと比較した場合、
30年間で500万円ほど得をするとの試算例もあります。
また、補助金を利用することで、
10年から20年程度で初期投資の回収ができるといわれています。
■補助金
昨年度、補助金を用意している地方自治体は
旭川市、札幌市、岩手県、宮城県、福島県、山形県、
さいたま市、富山県、三重県などのようです。
思ったより少ないですね・・・。
これは、2010年まで
エネルギー政策として認知されていなかったからでしょう。
経済産業省の補助金が始まったのも2011年度くらいからですし。
今年度以降のチェックが欠かせませんね。
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