■ 無茶な節電
近年、室内での熱中症による死亡者が何件か発生しているようです。
今年も、節電をして体調を崩した人が出るかもしれません。
あなたは、こんな『無茶な節電』をしていまいでしょうか?
間違った方法では、節電生活を長期間続けることはできません。
家族の健康を守りながら節電をするために、正しい知識を取り入れたいものですね。
そこで今日は、『全国地球温暖化防止活動推進センター』が勧める『家庭ですぐ出来る夏の節電21』を紹介します。
■ 屋外
1. 窓に空気層のある断熱シートを貼る(もしくは内窓を設置)
2. 部屋の外によしず、すだれを設置する
3. お風呂の残り湯で朝夕に打ち水をする
■ リビング
4. 扇風機・うちわなどを活用する
5. 冷房の温度設定を28℃にする
6. 冷房時にカーテンやブラインドを閉める
7. 冷房時に家族が一緒の部屋で過ごす
8. エアコンのフィルターを掃除する(月2回程度)
9. 冷房を使う時間をできるだけ短くする(就寝前1時間はオフなど)
10.冷房時に部屋のドアやふすまを閉め、冷房範囲を小さくする
11.白熱電球を電球型蛍光灯やLED電球に交換する
12.照明を使う時間を可能な限り短くする
13.テレビを見る時間を少なくする(つけっぱなしにせず、見る番組を絞るなど)
14.テレビの画面を明るすぎないように調整する
■ キッチン
15.電気ポットの保温をやめる
16.炊飯ジャーの保温をやめる
17.冷蔵庫は壁から適切な距離を離し、周りや上に物を置かない
18.冷蔵庫の温度設定を強から中にする
19.冷蔵庫を整理し、空ける時間を短くする
■ 洗濯・その他
20.衣類乾燥機や洗濯機の乾燥機能を使わない
21.電気機器は使い終わったらプラグを抜くか電気タップを切り、待機電力を減らす
これらは、朝晩の電力消費を減らすことを目的としています。
ただ、電力消費のピークは13時から16時だと言われています。
そこで、無駄な電力を使わない中で、
・ 早い時間に掃除や洗濯をする。
・ 夕食の準備は、朝のうちにできることをしておくなどの工夫をする。
何となく見ていたテレビを消したり、お風呂のお湯の設定温度を1度下げるだけでも、節電の効果は大きいものです。
就寝前に冷房しておいたり、寝る時にアイス枕(氷枕)を使うと、節電になるだけでなく、スッと眠りに入ることができます。(知人は、アイス枕のヘビーユーザーです^^;)
今回紹介した方法のほとんどは、お金をかけずにできることばかり。ぜひ挑戦して頂ければと思います。
■ 「冷房時に家族が一緒の部屋で暮らす」ためには・・・
「冷房時に同じ部屋にいなさい」と言われても、そこが楽しく過ごせない空間なら、毎日が苦痛ですよね。
リビングを「お客さんを招く空間」として家づくりをした人は、過ごしにくさを感じているかもしれません。
これから家づくりをするあなたへ。
ご家族が同じ部屋で別々のことをしていても快適に過ごせる」って、いったいどんな部屋でしょう。
あなたの家族の過ごし方は、あなたの家族しか知りません。
ですから、家族みんなで考えて、家づくりに活かしてくださいね。