あなたのご家族は、ダイニングで食事以外にどんなことをしますか?
家事、パソコン、勉強・・・。こたつを使っているのなら、お昼寝もするかもしれませんね。
ダイニングは、家族のコミュニケーションに一番活躍する場所です。居心地の良さを求めたいからこそ、失敗が気になります。
ちなみに、知人の一番の失敗は、子供の成長を想像できていなかったこと。子供といっても、中学生になる頃には大人と同じような体格になります。彼らと同じ場所でゆったり過ごすには、場所にも家具にもそれなりのスペースが必要なんですよね・・・。
【住んでから分かるダイニングの失敗】
■ 照明・テーブルなどの位置
設計図だけを見て照明の配置を考えると、ついついダイニングの中央に設置したくなりますよね。でも・・・実際にテーブルを置くのは、ダイニングの中央ですか?
ダウンライトの場合、特に位置の失敗はダメージが大きいもの。ですから、照明の位置は、収納や家具の場所を決めてから考えましょう。
実は人気の掘りごたつも要注意です。「畳ダイニングはくつろげるが、テレビとの位置関係が悪くて不便」という事例もありますよ。
■ テーブルの大きさ
「家族が少ないから、わが家は小さなテーブルでいいわ」と思っていませんか?子供の成長や来客のことを考えたら、大人4人がゆったり座れるサイズがオススメです。そのためには、幅160センチ以上のテーブルがいいといわれています。
さらに、そこに人が座り、その後ろを通るとしたら、80センチほどの余裕が必要になります。(前述の知人も「新築する前に知りたかった」と言っていました。^^;)
■ コンセントや窓の位置
ホットプレートや鍋を楽しむ時、「ちょっと高い場所にコンセントが欲しいな」と思ったことはありませんか?ダイニングにパソコンを置くのなら、その近くにも必要ですね。
また、窓の位置や大きさを失敗すると、朝日や西日をモロに浴びて、居心地の悪いダイニングになります。図面では高さが分かりにくいので、お知り合いやお友達に聞き込みをして、参考にしてみましょう。
■ キズ対策が原因でカビが・・・
ダイニングの床は、とても傷みやすい場所です。椅子はキズをつけるし、子供は食べ物や飲み物をこぼすし・・・。そのため、床を守るダイニングラグが重宝されています。ただ、それが原因でフローリングにカビが生える場合があります。
こぼした水分を拭ききれていないことや、梅雨の湿気、冬の過剰な加湿が原因です。それを防ぐために、定期的に、ラグの裏側やフローリングをチェックしてください。時々、裏返して陰干しするのもいいですね。
それが面倒なら、無垢材のフローリングにするという方法もあります。合板よりも無垢材の方が、キズに対する心のダメージが少ないそうですよ。
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