足場などの心配もありますので、できれば来ない方がいいと思って毎日天気予報を見ています。
さて前回のペレットストーブの続きをしたいと思います。(前回のブログは新潟研修の話は一切ありませんでしたが…。)
まずはペレットの種類です。
ペレットは木材のおがくずを圧縮して作るものですが、おがくずの木材の種類は様々です。
日本の場合、杉、松が主な材料のようですが、ヒバなどで作っているものもあるようです。
また太さも一定ではなくて、直径で6ミリから8ミリくらいのバラつきがあります。(工場による)
原材料はツヤツヤしたチップに見えて、ワックスがかかっているように見えますが、木材から自然に出る成分でワックスがかかっているように見える物の様です。
それと圧力をかけて製造をしているため、薪よりも大きな熱量を出せます。
以上のような特徴のあるペレットなのですが、大きく分けて、二種類のペレットストーブが今後準備させていただける商品になります。
一つ目が、対流暖房と輻射暖房を併せ持った“SSシリーズ”です。
このストーブは薪ストーブの弱点である、暖かい空気を部屋に循環させることができる商品です。具体的な表現をすると、ファンが取り付けられています。
ファンが動くことにより、部屋の温度ムラを少なくし、早く部屋が暖まります。しかもストーブの前面のみが暑くなり、それ以外は全く熱くない状態で運転できることも特徴です。
カラーも3種類ありますので、部屋のイメージに合ったものが選べることも良い点です。
ペレット投入量にもよるのですが、ペレット一袋で一日以上運転できるようです。
二つ目は煮炊き等も可能な、輻射暖房式MT311-SUMITAとDK-12です。
こちらはペレットを使用した薪ストーブのような商品になります。
ファンを使い排気をしていますので、薪ストーブ以上に炎が燃える時は荒々しいです。
DK‐12には煙突らしいものがついています。
これは排気用の煙突ではなくて、この部分に温風を通して部屋を暖める熱交換器になっています。
これがあることで、吹き抜けなどでも快適な空間を作り出せるようです。
ストーブは炎を使うため、火災にも十分に注意が必要です。
しかし地震などが発生しても、問題の起きないようになっている作りになっていますので安心して使用することができます。
またマイコン制御ではないため、復旧も簡単にすることができます。
最後にさいかい産業さんのペレットストーブは、手入れが非常に分かりやすく、どなたにでも簡単にできるようになっている点が特徴です。
ペレットそのものはヤニ等を多く含んでいるものではないので、掃除はすごく楽です。ほとんどはスス掃除になります。
掃除になれれば1シーズン全部の時間を合計しても、30分くらいかもしれません。
お手入れが少ない事は、忙しい方にもいいことではないかと思います。
今度気が向いた時、「ペレットストーブQ&A」についても書いてみたいと思います。
最後に私が見てきたストーブの写真をご覧になっていただきましてブログを終了したいと思います。
最後まで目を通していただきまして、ありがとうございました。
総天然木の家づくり ホームトピア社長 野島比呂司