平成建設のブログ

マイホームとは-10

シックハウス症候群という言葉も一般的に使われるようになり

ました。

もう皆さんご存知だと思いますが、シックハウス症候群とは、

住宅を建てる時に使われている建築資材などで、気温が上がる

と、建材に含まれている化学物質が気化し、室内の空気が汚染

されてしまうことです。

昔の住宅の造り方だと、隙間風がたくさん入ってきたため、

自然な換気ができていて良かったのですが、最近では冷暖房

効率を高めるために高気密で高断熱の造りにしているので、

部屋の中の汚染濃度だけが上がってきています。

この汚染された空気を吸う事により、体内に化学物質が蓄積

されて、それが体内の許容量を超えた時に突然シックハウス

症候群の症状が現れ始めます。

この許容量には大変個人差があり、同じ住宅に住んでいたと

してもすぐに症状が現れる場合と、あまり症状が出ない場合が

あります。

目のかゆみ、痛み、涙が止まらない、充血、目がちかちか

する、せきくしゃみ、のどの痛み、嘆息、吐き気、じんましん、

しっしんなどなど・・・

このようなことが、シックハウス症候群と言われるものです。

次回はシックハウス症候群の症状についてお話します。

 名古屋で自然素材の注文住宅 平成建設一級建築士事務所                                  古橋 雄治

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