シックハウス症候群という言葉も一般的に使われるようになり
ました。
もう皆さんご存知だと思いますが、シックハウス症候群とは、
住宅を建てる時に使われている建築資材などで、気温が上がる
と、建材に含まれている化学物質が気化し、室内の空気が汚染
されてしまうことです。
昔の住宅の造り方だと、隙間風がたくさん入ってきたため、
自然な換気ができていて良かったのですが、最近では冷暖房
効率を高めるために高気密で高断熱の造りにしているので、
部屋の中の汚染濃度だけが上がってきています。
この汚染された空気を吸う事により、体内に化学物質が蓄積
されて、それが体内の許容量を超えた時に突然シックハウス
症候群の症状が現れ始めます。
この許容量には大変個人差があり、同じ住宅に住んでいたと
してもすぐに症状が現れる場合と、あまり症状が出ない場合が
あります。
目のかゆみ、痛み、涙が止まらない、充血、目がちかちか
する、せきくしゃみ、のどの痛み、嘆息、吐き気、じんましん、
しっしんなどなど・・・
このようなことが、シックハウス症候群と言われるものです。
次回はシックハウス症候群の症状についてお話します。
名古屋で自然素材の注文住宅 平成建設一級建築士事務所 古橋 雄治
こっちもね→社長のひとりごと