熊本大地震で石垣が崩れた熊本城の飯田丸五階櫓
という建物があり 隅石1本で支えられていましたが
現在その倒壊防止の工事を大林組が進めていると
熊本城のFACEBOOKに掲載されていました
これはCGですが こんな感じの計画です
片持ちの鉄骨で 片側だけから支えることができるか と
考えてしまいますが 当然キチンと構造や耐力の計算を
した上での工事だと思います
しかし これは補修工事というわけではなく 鉄骨を
差込み雨や地震でこれ以上の倒壊の危険性を取り除く
ことで 地震後はじめて櫓の内部の被害を調べる事が
でき そのうえでどんな復旧が可能かを見極めるという
ことです
櫓を支えるアーム状の鉄骨「仮受構台」は全長約33m
高さ約14m幅約6mだそうで 完成して櫓を囲み櫓の
下に支柱を差し込む作業を行います
熊本市は城全体を20年間で復旧させるという先の長い
計画でまずこのようにスタートしたということです
これらを見ていると日本の土木建築の技術力の高さを感じ
応援したくなりますね
名古屋で自然素材の注文住宅 平成建設一級建築士事務所 古橋 雄治
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