「物が散らかるのは、部屋や収納が狭いから」
多くの方は、このように考えます。
物が散らかる原因とは、大きく2つに分けられると思います。
①収納から物がはみ出している
②あるべき場所に物が収まっていない
この2つの問題を解決するには、次の方法があります。
①物の量に合った収納をつくる
②生活動線に合った収納をつくる
つまり、現在の収納量を把握し、用途に分けて分類し、家事動線等を考慮すれば、無駄に部屋や収納スペースを大きくする必要がありません。
上の写真は、坂井町のM様邸のパントリー。
家事動線を考慮した場所にパントリーを配置し、内部に何をどのように収納するか考えてつくりました。
上の写真は、春江町Y様邸のウォークインクローゼット。
無駄に大きなウォークインクローゼットは、あとでごちゃごちゃに散らかる可能性が高い場所です。
現在の収納するものを把握し、将来の収納量も予測し、どこに何を入れるかをあらかじめ計画しておく必要があります。
上の写真は、大野市のT様邸の壁面収納。
壁の厚みを利用したマガジンラックです。
どこにでも配置できるわけではないので、建築中の打ち合わせが大切です。
小さいお子様がいるご家庭で、一緒に過ごす時間が一番多いリビングには、このような工夫も考えてみてはいかがでしょうか。
上の写真は、三国町のY様邸のシューズクローゼット。
お客様が来た時でも見られてしまう場所なので、可動式の棚が効果的です。
仕事用のくつ、プライベート用のくつ、お子様用のくつ、ブーツ、お子様のおもちゃ等分類して収納することが大切です。