新住協 関西支部の研修会でした。
2ヶ月に1回のペースで高断熱の勉強会をしています。
今年で2年目に入り毎回出席人数も安定してきてます。
今回のテーマは高断熱・高気密の基礎の基礎です。
説明を昔のビデオも見ながらしてました。
少し昔の鎌田教授です。(笑)
分かりやすく解説をしています。
青色が温度が低く赤色が温度が高い状態です。
これは断熱材が効いていません。
その理由は・・・
基本です。
断熱層・気密層・防湿層・通気層で家の中を完全に
包むのが基本です。そして気流止めです。
気流止めが無いと
暖房をして暖かくなった空気は上へ上がります。
無くなった分下から冷たい空気がきます。
足元が寒くて頭がボーとするのはこの状態だからです。
この下からくる冷たい空気を止めると冷たい空気はこないので
暖かい家になります。
気密テストでC値が良くても気流止めがなければ
低断熱・高気密住宅になって全然暖かくないです。
こんな状態になります。
壁の下部、巾木部分の温度が低いのが良くわかると思います。
断熱材もしっかり入れて、気密もしっかり出来ていても
気流止めが無いと暖かい家にならないのが分かると思います。
高断熱住宅の基本を守り、設計・施工をしてこそ
初めて「夏は涼しく、冬は暖かい」
快適な空間が生まれます。
すべては基本です。