アサヒハウジングのブログ

日本の住宅寿命は27年?

日本は先進国の中で、もっとも住宅の寿命が短いと言われています。

何故か? 原因はたくさんあります。

私は家づくりで大切なことは『見えなくなってしまう部分がどうなのか?』だと思います。

見た目のデザイン・間取りも大切ですが、その後です。

家族全員が『安心・安全・快適・健康』に暮らせる住まい

住む人を快適にする自然気象的な要素である

温度、湿度、光、風。温度でいえば、コンクリート造の場合、冬は暖かいのですが、
夏は冷房装置で温度調節しなければ外気温と同じになってしまいます。

木造住宅は外気温と比較したときに

「夏は涼しく、冬は暖かい」という住環境になります。

木は空気中の二酸化炭素を吸い、

酸素を吐き出して成長しています。

木の呼吸は伐採後、建材に生まれ変わっても続けます。

部屋の湿度が上昇すると湿気を吸収し、湿度が下がると水分を放出するので、
部屋の中の調湿機能を果たしてくれます。

加えて、木は音を出さず、電気代不要、故障もしません。

まさに、環境にやさしい自然のエアコンです。

紫外線は人間の眼に刺激が強く、
肌あれの原因になるといわれています。

鉄筋コンクリートは紫外線を反射し人体に影響を与えますが、
木は紫外線を吸収するため、
目や肌を守るサングラスの役割を果たします。

木に囲まれた生活では紫外線の心配は不要です。

木材は無数の細胞から出来ていて、この細胞の微小な穴の緩衝作用により
熱を伝えにくくしたり、足に受けるショックを和らげたりしています。

床からくる冷えは自律神経を
介し体に悪影響を与えます。

木材の床は程よい弾力に加えて断熱効果から、
足の皮膚熱を奪わないので健康的に過ごせます。

また、木材は熱伝導率が低くいため、
冬の寒さ、暑さをブロックし、 室内の温度を適度に保ちます。

先人たちは、この木の素晴らしさを知っていたので、四季のある日本は木造住宅が
長持ちする住みやすい家づくりだったのです。

日本の家づくりは日本の気候に合った国産の木材を使いましょう。


家づくりの小冊子